The Crow (Deluxe Edition)

興行的にも高い評価を得た1994年公開のカルト的な人気を誇る超常現象スリラー映画『クロウ/飛翔伝説』(The Crow)のスコア・サウンドトラックのデラックス・エディションが2LPでリリース。
愛と復讐をテーマにしたこの作品は、原作であるジェームズ・オバーのコミックのファン、フィルム・ノワールのファン、そして撮影中に悲劇的な死を遂げた主演のブランドン・リーのファンに愛され続けている。

音楽を担当しているのは、ニュージーランド出身のグレーム・レヴェル。「ワールドミュージック」をバックグラウンドを持つレベルは、西洋以外の文化のサウンドをこれまでよりもはるかに広範囲かつ巧みに取り入れることで、映画音楽の文法を根本的に再構築した。 Revell氏の熟練した手腕により、『The Crow』のスコアは、部族の太鼓、ロックギター、児童合唱、ブルースのリフ、鳥のサンプルから50人編成の弦楽オーケストラまで、シンセサイザー、インダストリアル、ボーカル、非西洋と西洋の要素がユニークに混ざり合ったものとなっており、ドラマティックかつ美しい。
サウンドトラックは映画公開時にCDで発売されたが、今回のデラックス・エディションでは、オリジナルのトラックリスト15曲+未発表だった14曲を追加し、全29曲を収録。レヴェルのエンド・タイトル曲「It Can't Rain All the Time」(ジェーン・シベリー演奏)も収録。
グレーム・リベル :ニュージーランド出身のRevellは、1980年代にインダストリアル/エレクトロニック・グループ「SPK」のリーダーとして注目を集めた。その後、「Dead Calm」でのブレイクを機に、映画音楽の作曲家として活動するようになった。 代表的な作品には、「The Crow」(1994年)、「Street Fighter」(1994年)、「Mighty Morphin Power Rangers: The Movie」(1995年)、「From Dusk Till Dawn」(1996年)、「The Craft」(1996年)、「The Saint」(1997年)、「The Negotiator」(1998年)、「Bride of Chucky」(1998年)、「Titan A.E.」(2000年)、「Lara Croft: Tomb Raider」(2001年)、「Daredevil」(2003年)、「Freddy vs Jason」(2003年)、「Sin City」(2005年)などがある。

折りたたみ式の映画ポスターを封入。また、エンボス加工されたワイドスパンのジャケットにはスポットグロス加工が施されており、ファン必携の美しいパッケージとなっている。

Not to be confused with the collection of alternative pop/rock songs, The Crow: The Original Score is the hauntingly dramatic, gothic incidental music used in the action/adventure film starring Brandon Lee. The music is frequently powerful and stirring, and works well as an indvidual entity. ~ Stephen Thomas Erlewine