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占領と平和 <戦後>という経験

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フォーマット 書籍
発売日 2021年07月20日
国内/輸入 国内
出版社青土社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784791774036

構成数 : 1枚

序論――東アジアの冷戦とナショナリズムの再審

I 『菊と刀』と東アジア冷戦――あるいは「日本文化論」のパターン
第一章 研究課題――『菊と刀』
第二章 総力戦と科学動員
第三章 対日政策の形成と対日心理戦
第四章 ルース・ベネディクトと『菊と刀』の形成
第五章 日本の占領と象徴天皇制の形成
第六章 『菊と刀』が消去したもの
第七章 天皇制の再定義――津田左右吉・和辻哲郎の闘い
第八章 人類学的「日本」と冷戦
第九章 「日本文化論」のパターン

II 「反戦平和」の戦後経験――対話と交流のためのノート
はじめに
第一章 問題関心と視点
第二章 東アジア冷戦体制確立期における「反戦平和」(一九四五~五五年)
第三章 「平和共存」と「革新」の時代(一九五三~一九六四年)
第四章 ベトナム反戦運動とパラダイムの革新(一九六五~一九七四年)
第五章 「新冷戦」から冷戦の終焉へ(一九七五~一九八九年)
第六章 ポスト冷戦と現在――「反戦平和」の再定義(一九九〇年~)

あとがき
道場親信における経験――『占領と平和』新装版によせて 酒井隆史
注 / 文献

  1. 1.[書籍]

日米合作の「ナショナリズム」、底からの抵抗と闘争の脈動――
〈戦後〉はいかにうみだされ、どのように生きられてきたのか。『菊と刀』の抜本的読みなおしなど、膨大な資料を縦横に駆使し、日米合作の占領が作り上げた東アジア冷戦体制とナショナリズムを再審にかけ、反戦平和運動の実践と思想のうちに豊穣な抵抗の歴史を見出す、戦後史研究の新たな展開。解説・酒井隆史

作品の情報

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著者: 道場親信

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