フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
13 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2021年08月26日 |
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規格品番 |
A206 |
レーベル |
|
SKU |
4589538769475 |
イタリア古楽器界の大御所ガッティによるArcana録音を総結集
20世紀後半のイタリアにあって、バロック奏法や古楽的作品研究のノウハウをいち早く徹底し、本場発の感性と、楽器・奏法ともに作品成立当時のスタイルで、昔日のイタリアに花開いていた豊かな音楽遺産の魅力を知らしめてきたバロック・ヴァイオリン奏者エンリコ・ガッティ。選びぬかれた音楽史上の傑作と共に知名度が低いながらも重要な作品・作曲家を厳選し、当時の姿をじっくり読み解きながら丹念に進めてきた録音の多くは、現在ミラノに拠点をおく古楽レーベルArcanaで制作されてきました。
今回はイタリアのバロックを代表する17から18世紀の大家たちの作品を中心に、いずれもリリース当時から世界各地で高い評価を博してきたArcanaでの名盤を13枚組BOXに結集。仕様変更で発売されるたび絶賛が再燃するコレッリのソナタ集や近年までプレス切れだったヴェラチーニやタルティーニの音源に加え、ナポリの巨匠たちの業績に迫ったアルバムや弦楽四重奏による対位法探求アンソロジーなど比較的近年の録音も惜しみなく投入。これも人気の高いバッハの『音楽の捧げ物』全曲盤や15年以上廃盤状態だったモーツァルトのソナタ集など、イタリア以外の作曲家たちの貴重な音源が収録されている点も見逃せません。人間の歌声こそ最上の音楽とされていたバロック時代、それに最も近い表現ができるとされた楽器の一つがヴァイオリンだったことを改めて思い起こさせる演奏内容は、今回のBOXのタイトルにも表現されています。
ブックレットにはアーカイヴ写真が満載で、バンキーニ、レオンハルト、そして日本のアントネッロとのショットも見ることが出来ます。
ナクソス・ジャパン
構成数 | 13枚
《DISC 1》 (旧品番: A456)
フェランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
1-5. ソナタ ト短調 Op. 1-1
6-8. ソナタ ホ短調 Op. 2-8
9-12. ソナタ ホ短調 Op. 1-6
13-16. ソナタ ニ短調 Op. 2-12
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)
グイド・モリーニ(チェンバロ)
アラン・ジェルヴロー(チェロ)
[録音]
1994年3月11-15日
アブロヴィル教会(フランス)
《DISC 2-3》 (旧品番: A402)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
教会ソナタ形式のトリオ・ソナタ集 Op. 3(全12曲)と生前未刊行の作品
(DISC 2)
教会ソナタ形式のトリオ・ソナタ集 Op. 3
1-4. ソナタ 第2番 ニ長調
5-8. ソナタ 第5番 ニ短調
9-12. ソナタ 第6番 ト長調
13-16. ソナタ 第7番 ホ短調
17-20. ソナタ 第8番 ハ長調
21-24. ソナタ 第10番 イ短調
生前未刊行のソナタ
25-28. ソナタ イ長調 WoO 5
29-32. ソナタ ト短調 WoO 9
33-36. ソナタ ニ長調 WoO 8
(DISC 3)
教会ソナタ形式のトリオ・ソナタ集 Op. 3
1-5. ソナタ 第12番 イ長調
6-9. ソナタ 第9番 ヘ短調
10-13. ソナタ 第3番 変ロ長調
14-17. ソナタ 第11番 ト短調
18-21. ソナタ 第1番 ヘ長調
22-25. ソナタ 第4番 ロ短調
生前未刊行のソナタ
26-29. ソナタ ニ長調 WoO 7
30-32. ソナタ ニ長調 WoO 6
33-36. ソナタ ト短調 WoO 10
37-41. ソナタ ニ長調 WoO 4*
アンサンブル・アウローラ(古楽器使用)
エンリコ・ガッティ、オディール・エドゥアール(ヴァイオリン)
アラン・ジュルヴロー(チェロ)
グイド・モリーニ(チェンバロ、ポジティフ・オルガン)
カール=エルンスト・シュレーダー(キタローネ)
ガブリエーレ・カッソーネ(ナチュラル・トランペット)*
[録音]
(DISC 2)1996年9月16-20日
(DISC 3)1997年9月15-20日
グランセ=ル=シャトー=ヌヴェル教会、フランス
《DISC 4-5》 (旧品番: A406)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ K. 301-306、変奏曲K. 359、360
(DISC 4)
1-8. 『ヴァイオリン助奏付のクラヴサンまたはフォルテピアノのための6つのソナタ』 (マンハイム・ソナタ集)
1-2. ソナタ 第4番 ホ短調 K. 304
3-4. ソナタ 第1番 ト長調 K. 301
5-6. ソナタ 第3番 ハ長調 K. 303
7-8. ソナタ 第2番 変ロ長調 K. 302
9. アンダンティーノ「ああ、わたしは恋人を失った」による6つの変奏 K. 360
(DISC 5)
1-5. 『ヴァイオリン助奏付のクラヴサンまたはフォルテピアノのための6つのソナタ』 (マンハイム・ソナタ集)
1-2. ソナタ 第5番 イ長調 K. 305
3-5. ソナタ 第6番 ニ長調 K. 306
6. アリア「羊飼いの娘クリメーヌ」による変奏曲 K. 359
ラウラ・アルヴィーニ(フォルテピアノ/ヴァルター1785年頃製オリジナル)
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)
[録音]
1997年10月29日-11月3日
メディチ=ジュリーニ荘、ブリオスコ、イタリア
《DISC 6》 (旧品番: A331)
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
1. 弦楽器群によるソナタ ~2挺のヴァイオリンとリュートの独奏、および弦楽合奏のための
2-16. 降誕祭に寄せる3声と合奏のためのカンタータ「笑みに口をほころばせ」
17-35. 降誕祭に寄せる6声と合奏のためのカンタータ「ああ、あまりにも正しく」
〈独唱〉
ラヴィニア・ベルトッティ、バルバラ・ザニケッリ、エマヌエーラ・ガッリ(ソプラノ)
ロベルト・バルコーニ(アルト=カウンターテナー)
マウリツィオ・シウート(テノール)
カルロ・レポーレ(バス)
〈独奏・通奏低音〉
ロベルト・ファルコーネ、ジョヴァンニ・デ・ローザ(ヴァイオリン)
ワリー・ピトゥエッロ(チェロ)
グイド・モリーニ(チェンバロ)
アマヤ・フェルナンデス・ポスエロ(オルガン)
マラ・ガラッシ(ハープ)
フランコ・パヴァン(テオルボ)
ルチアーノ・ミティッロ(コントラバス)
エンリコ・ガッティ指揮 ミラノ市立音楽院バロック管弦楽団(古楽器使用)
[録音]
1997年12月21-23日
コッレガラ教区教会、モデナ、イタリア
《DISC 7》 (旧品番: A384)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
1-16. 音楽の捧げ物 BWV 1079(全曲)
17-20. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV 1021
21-24. フルート、変則調弦のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV 1038
アンサンブル・アウローラ(古楽器使用)
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)
マルチェッロ・ガッティ(フラウト・トラヴェルソ)
ガエターノ・ナジッロ(チェロ)
グイド・モリーニ(チェンバロ)
[録音]
1999年11月27日-12月1日
フォントヴロー修道院
《DISC 8-9》 (旧品番:A420、現品番: A908)
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
(DISC 8)
『タルティーニ氏によるヴァイオリン独奏と低音部のためのソナタ集』Op.1
(1734年アムステルダム刊)より
1-3. ソナタ 第12番 ヘ長調 B. F4
4-6. パストラーレ〔ソナタ第13番〕イ長調 B. A16
7-9. ソナタ 第4番 ト長調 B.G17
10-12. ソナタ 第10番 ト短調 「見捨てられたディドーネ」 B. g10
13-15. ソナタ 第3番 ハ長調 B. C11
(DISC 9)
『ジュゼッペ・タルティーニによるヴァイオリンと低音部のためのソナタ集』Op.2
(1745年ローマ刊&1747年パリ刊)より
1-4. ソナタ 第1番 ニ長調 B. D13
5-7. ソナタ 第4番 ロ短調 B. h6
9-10. ソナタ 第5番 イ短調 B. a10
11-13. ソナタ 第11番 ホ短調 B. e8
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)
ガエターノ・ナジッロ(チェロ)
グイド・モリーニ(チェンバロ、オルガン)
[録音]
(DISC 8)2000年9月18-21日
(DISC 9)2001年5月17-20日
サン=ジャン=ド=コール教会、ドルドーニュ(フランス)
《DISC 10-11》 (旧品番: A397)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
ヴァイオリンと通奏低音のための12のソナタ Op.5(全曲)
(DISC 10)
1-5. ソナタ 第1番 ニ長調
6-9. ソナタ 第7番 ニ短調
10-14. ソナタ 第2番 変ロ長調
15-18. ソナタ 第8番 ホ短調
19-23. ソナタ 第3番 ハ長調
24-27. ソナタ 第9番 イ長調
(DISC 11)
1-5. ソナタ 第4番 ヘ長調
1-5. ソナタ 第10番 ヘ長調
1-5. ソナタ 第5番 ト短調
1-5. ソナタ 第11番 ホ長調
1-5. ソナタ 第6番 イ長調
1-5. ソナタ 第12番 ニ短調「ラ・フォリア」
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)
ガエターノ・ナジッロ(チェロ)
グイド・モリーニ(チェンバロ)
[録音]
2003年5月25日-6月2日
カヴァーナ修道院、ランギラノ(イタリア北部パルマ県)
《DISC 12》 (旧品番: A373)
『巨人の肩の上』~パレストリーナからモーツァルトまで、対位法の源を探る旅
1. ジョヴァンニ・ピエールルイージ・ダ・パレストリーナ(1525/26-1594):
「見よ、この偉大なる祭司を」のミサ曲-キリエ・エレイソン
2. ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): 使徒たちのミサ曲 ~クリステ・エレイソン2
3. フレスコバルディ: 主日ミサ ~聖体奉挙にさいして弾く半音階的トッカータ
4. パレストリーナ: 曙に、やさしい春のそよ風が
5. オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): 肌寒くも暗い夜
6. ダリオ・カステッロ(生歿年不詳、17世紀前半に活躍): 四つの弦楽器による第15ソナタ
7. ヨハン・ローゼンミュラー(1619頃-1684): 4声による第7ソナタ
8. アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): 4声のフーガ Anh 15 (コレッリの単一主題による真のフーガ)
9. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750): フーガの技法 BWV 1080-コントラプンクトゥス4
10-11. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791): アダージョとフーガ ハ短調K. 546
12-15. モーツァルト: 弦楽四重奏曲 ト長調 K. 387「春」
アンサンブル・アウローラ(古楽器使用)
エンリコ・ガッティ、ロセッラ・クローチェ(ヴァイオリン)
セバスティアーノ・アイロルディ(ヴィオラ)
ユディト・マリア・ブロンスターベルク(チェロ)
[録音]
2010年10月10~14日
サン・ロッコ教区教会、ミアジーノ、イタリア
《DISC 13》 (旧品番: A429)
『燃え立つごとき天才』 1挺から4挺のヴァイオリンを伴うナポリ・バロックの器楽作品
1-4. レオナルド・レーオ(1694-1744): 4挺のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲
5-10. ジョヴァンニ・カルロ・カイロ(1659?-1722): ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
11-14. ピエトロ・マルキテッリ(1643-1729): 2挺のヴァイオリンと通奏低音のための第8ソナタ
15-18. ニコラ・フィオレンツァ(1700年頃-1764):
ヴァイオリン群〔独奏および3部のヴァイオリン〕と通奏低音のための協奏曲
19. フランチェスコ・パオロ・スプリアーニ(1678-1753): チェロ独奏のための第5トッカータ、作曲者自身による装飾付
20-24. カイロ: 3挺のヴァイオリンとオルガン〔=通奏低音〕のためのソナタ
25-28. カイロ: 2挺のヴァイオリンとチェンバロ〔=通奏低音〕のためのソナタ
29-32. マルキテッリ: 3挺のヴァイオリンと通奏低音のための第2ソナタ
アンサンブル・アウローラ(古楽器使用)
エンリコ・ガッティ、マリー・ルキエ、ヨアンナ・フシチャ、セバスティアーノ・アイロルディ(ヴァイオリン)
ガエターノ・ナジッロ(チェロ)
グイド・モリーニ(ポジティフ・オルガン、チェンバロ)
[録音]
2016年5月14-18日
サンタ・カテリーナ・ダ・シエナ教会、ナポリ、イタリア
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1.[CD]
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そもそも、芸能とは、諸人の心を和らげて、上下の感をなさんこと、寿福増長の基、遐齢延年の法なるべし。きはめきはめては、諸道ことごとく寿福延長ならんとなり。(花伝書)
「何々の詩人」「詩情ある何々」と、「詩」をつけた称賛や販促文をよく目にする。「詩」という形容も音楽分野では便利な言葉に感じられる。しかし、この「詩」が育み伝え能うには、どれだけの彫琢を必要とするかは、的確に言及されていないことが多い。
ブックレットの冒頭に、“I love delicacy”が仕事の主眼であったことが明記されていた。首肯の瞬間だった。職人技で極繊の美を作り出す音作りに、特にチェンバロの通奏低音、買って良かったと感じながら聴いたからだ。受け手に負荷をかけずに強壮していく演奏、心の皺が直り健やかになる音楽、世阿弥が言う芸術の役割で真価なのだ。心身の歪みを整え、正しい位置にもどし、調和均衡のとれた状態にしてゆく、それ程の作用がある。しかし、全ての演奏家が能うとは限らない。
常に繊細が尊ばれるとは限らない人生を送った私には、必要な時間。“何を食べても平気、何を着ても平気、どこで寝ても平気、そして何を言ってもやっても平気”という人間のつくりが違う人には、兼好法師も友人としては不適としたように、人柄が良い場合は別として、人面獣心のまま人格の陶冶が不十分だと、往々にして、無秩序で混乱を持ち込む、非常にはた迷惑な人たちになりかねない。バロック音楽、特に器楽曲の美質の一つは、この混乱を秩序ある状態へ戻す作用があること(Christine Shornsheim)。
本商品の購入の決め手は、アルバム『ピエモンテの真珠Perle Del Piemonte - Violin Music in 18th Century Italy』が素晴らしい演奏で、リヨン帯同時に長時間の清掃作業でも疲れないことを体験したから。清掃は管理保全業務でもあるが、プロでもうつ気味にまでなる重労働。
深く傷ついた息子には、住空間を快適に整える必要がある。清掃は、気分を左右し、経験則から健康の指標でもある。。息子が暴力的な環境から帰宅すると、家が散らかり汚れを清拭することが難しくなる状態となったことを思い出す。愛ではなく、埃が積もり積もっていくのだ。
鑑賞後も、健康や人生が向上して行くことを期待する。
お早めのご注文で発売日前日にお届けいたします
山口県・四国・九州・沖縄県
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