グラミー賞受賞のJules Buckleyが、ヒップホップのルーツを讃える爽快なデビューアルバムをリリース!
グラミー賞を受賞したコンポーザー/指揮者/オーケストレーター/キュレーター/アーティストの先駆者であるジュールス・バックリーが、長年のコラボレーターでありプロデューサーでもあるクリス・ホィーラー、ヘリテージ・オーケストラ、パーカッション集団のゴースト・ノートと組んでアルバムを発表!
ヒップホップがメインストリームの文化に組み込まれている『The Breaks』の音楽は、音楽ファンの世代を超えてアピールすることが期待される。15曲入りのこのアルバムは、1970年代にBreakingシーンを生み出し、ブロンクスのヒップホップやスクラッチDJに影響を与えた、多くの人に愛されている文化的に重要な音楽の見事なコレクション。
Kamasi Washington、Vula、Mr Switch、Mattiel、Mr Talkbox、アメリカの米国の鍵盤奏者でスナ―キー・パピーのメンバーでもあったCory Henryなど、豪華なアーティストが参加!
本作品は、バックリー、ヘリテージ・オーケストラ、ゴースト・ノートとともに、BボーイとBガールがロンドンのロイヤル・アルバート・ホールのステージに立ち、爽快で壮大な音楽の祭典を繰り広げ、高い評価を得た2019年の「The Breaks」BBC Promからスタートしたプロジェクト。
ヒップホップ文化の4つの柱である、MC、DJ、グラフィティ・アート、ブレイキングの中でも、本作ではディスコ、ファンク、ソウル、ラテンなどのルーツを元にしているが、全15曲はすべて連続してミックスされており、James Brown & The J.B's、The Sugarhill Gang、Incredible Bongo Band、Lyn Collins、Zapp、Babe Ruth、Jimmy Castor Bunch、The Soul Searchers、Herman Kelly & Life、Kool & The Gangの曲や、数々の重要なサンプルを織り交ぜた曲などが収録されており、全音楽愛好家を楽しませてくれる内容だ!
ジュールス・バックリーは、「クリス、ヘリテージ・オーケストラ、ゴースト・ノート、そして素晴らしいアーティストたちと2年間かけて制作してきた近刊アルバム『The Breaks』から、ようやく1stシングル『Apache』をリリースすることができて嬉しい。『The Breaks」は、ヒップホップを生んだシーンの基盤となる音の青写真です。このキラーミュージックのコレクションを世界に向けて発信できることを光栄に思います」とコメント。
発売・販売元 提供資料(2021/07/15)
メトロポール・オルケストで指揮者も務めるジュールス・バックリーが、自身の率いるヘリテイジ・オーケストラ、さらにゴースト・ノートを従えて、ヒップホップ文化の根源にあるソウルやファンクの名曲をダイナミックにカヴァー。"Apache"や"Think(About It)"などの定番ネタがズラリと並び、"It's Just Begun"にはカマシ・ワシントン、"More Bounce To The Ounce"にはMrトークボックス……と曲ごとのツボを押さえた客演も光る。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.454(2021年9月25日発行号)掲載)