NHK土曜ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』のオリジナル・サウンドトラック。物語はもちろんのこと、大きな話題を呼んだ音楽は清水靖晃が担当。本ドラマにおいて重要なシーンで繰り返し流れた、Johann Sebastian Bachの作品番号BWV645(140)「SleepersAwake」(『目覚めよと呼ぶ声あり』という邦題でも知られています)、さらには同曲にオリジナルの英語詞を載せた「Sleepers Awake Now」を収録。 (C)RS
JMD(2021/10/02)
今春、NHK土曜ドラマとして放送され好評を博した「今ここにある危機とぼくの好感度について」の劇伴が発売。
物語はもちろんのこと、大きな話題を呼んだ音楽は清水靖晃が担当。本ドラマにおいて重要なシーンで繰り返し流れた、Johann Sebastian Bachの作品番号BWV645(140)「SleepersAwake」(「目覚めよと呼ぶ声あり」という邦題でも知られています)、さらには同曲にオリジナルの英語詞を載せた「Sleepers Awake Now」を収録。
無伴奏チェロ組曲やゴルトベルク変奏曲のサキソフォンアレンジでも世界的に絶賛される清水靖晃の真骨頂!
発売・販売元 提供資料(2021/07/09)
NHK 土曜ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』のサントラが発売になる。全トラックの制作、演奏のすべてを作曲家、サクソフォニストである清水靖晃が手がけた。一曲目に、ラヴェル+ガーシュイン風の響きが混ざり合う生々しいオーケストラサウンドが響き、ドラマの開始を強く印象付ける。タイトルとこの響きがウッディー・アレンの映画を思わせるが、音楽はその後プリペアードされたピアノや、バッハをモチーフにして色彩豊かにトラックを編む。サウンドに埋められた暗号のようなバッハが、音だけを残したこのアルバムに完成、終焉にむけたドラマを作り出す。清水はこのバッハに最後、言葉を添えて歌に仕上げる。美しい。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.153(2021年8月20日発行号)掲載)