世界を覆う憂鬱な空気を吹き飛ばす、この多幸感、この高揚感。
UKはロンドン、ハックニーのメルティング・ポット精神を体現する4人組、ルディメンタルが奏でる唯一無比なダンス・アンセム。ドラム&ベース・アンセムにチル系のハウス、ソウルグルなUKガラージにフェスティヴァルで盛り上がること間違いなしなクラブ・アンセムまで、ヘッドフォンからフやェスティヴァルまでありとあらゆるシチュエーションで鳴り響く多様性の時代のダンス・サウンド。アン・マリーやティオン・ウェインを始め、UKの若き才能をフィーチャリング・アーティストを迎えた約3年ぶりの最新作『GROUND CONTROL』完成!
UKはロンドン、ハックニーのメルティング・ポット精神を体現する4人組、ルディメンタル。様々なバックグラウンドを持つメンバーそれぞれの個性が重なり、真のソウルフルな音楽を作り出す一方で、ダンスフロアやライヴのステージでも大活躍のバンドである。デビューシングル「Feel The Love」がUKダンスチャートで9週連続NO.1を獲得し、2018年にリリースしたシングル「These Days」はその年最もUKで売れたシングルとなり、さらにジェス・グリンからマックルモア、アン・マリーやリアン・ラ・ハヴァス、エド・シーランなど数多くのアーティストとのコラボレーションを経験してきた彼らが、2018年の『TOAST TO OUR DIFFERENCES』に続く通算4作目のスタジオ・アルバムを完成させた。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2021/07/09)
ルディメンタル約3年ぶりとなるニュー・アルバムとなる『GROUND CONTROL』。アルバムからは6月にリード・シングルとなる「Straight From The Heart」がリリースされている。デビュー・アルバムの頃から、いち早く注目の新人/若手アーティストたちをフィーチャリング・アーティストに抜擢してきた彼ら、このシングルでもUKのオーディション番組「THE VOICE GLOBAL」でアン・マリーのチームから飛び出し、話題をさらったたストリート・ミュージシャン、Norskovをフィーチャーしている。憂鬱な日々を吹き飛ばし、ダンスをしようと人々に訴えかける高揚感溢れるアクティヴなポップ・ダンス・ナンバーは早くも世界各国のダンス・プレイリストにエントリーし、UKやヨーロッパのラジオでもこの夏のヒット・ナンバーとなる兆しを見せている。この他にもアルバムには「Come Over」と「Be The One」の2曲のUK TOP50シングル・ヒットが収録されている。
そして彼らのアルバムで毎回注目ポイントとなるフィーチャリング・アーティストだが、今作でもアン・マリーにUK出身のラッパー、ティオン・ウェイン、コージェイ・ラディカルやSkream、ザ・ゲームやMJコールにMORGANなど、数多くの若手アーティストらが名を連ねている。彼らの十八番でもあるドラム&ベース・アンセムや、チル系のハウス、ソウルグルなUKガラージにフェスティヴァルで盛り上がること間違いなしなクラブ・アンセムまで、あらゆる要素を自由にそして柔軟に受け止め、自分たちの万華鏡的音楽表現へと繋げている本作『GROUND CONTROL』は、ルディメンタルの頂点を極めた作品だと呼べるだろう。その幅広い音楽性を反映するかのようにアルバムは、よりソウルフルな楽曲を集めた"A面"、そしてクラブやダンスフロアを意識した楽曲が並ぶ"B面"からなる構成となっている。このカラフルなサウンドこそ、ルディメンタルを唯一無比なバンド編成のダンス・グループとしている最大の要素であり、またこの2010年以降のUKシーンで最も成功したグループの一つとしているものだろう。
UKの若き才能を発掘しながら、自分たちの幅広い才能と多様性を多幸感溢れるダンス・ナンバーへと昇華させていくルディメンタル。楽曲の世界での総ストリーミング数47億を超える彼らが目指す新たな地平線――それが本作『GROUND CONTROL』なのだ。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2021/07/09)
メンバーそれぞれの雑多な個性を融合した音楽性でシーンを席巻し続けるロンドンの4人組エレクトロニック・バンドによる3 年ぶり通算4作目。今作は16もの楽曲を、客演陣を迎えてポップに仕上げたA 面、フロア向けに特化したB 面に振り分けて、コンセプチュアルに展開。アン・マリーとティオン・ウェインを迎えたオープニングの2ステップ"Come Over"、注目の新人ノルスコフをフィーチャーした"Straight From The Heart"など、すでにチャートを席巻しているアンセム級シングル揃いのA面だけでお腹いっぱいの好内容ですが、B面もスクリーム参加の"So Sorry"、軽快なベース・ハウス"Krazy"、ドラムン曲"Hostess"などヴォーカル多めで口当たり軽く、一気に完食できちゃいます。
bounce (C)野村有正
タワーレコード(vol.454(2021年9月25日発行号)掲載)