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クラシック
CDアルバム

ハイドン: オラトリオ「天地創造」

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フォーマット CDアルバム
発売日 2021年08月26日
国内/輸入 輸入
レーベルDynamic
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 CDS7909
SKU 4589538769314

構成数 : 2枚

【曲目】
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
オラトリオ『天地創造』全3部

【演奏】
ガブリエル/エヴァ…ハンナ=エリザベス・ミュラー(ソプラノ)
ウリエル…マクシミリアン・シュミット(テノール)
ラファエル/アダム…ミヒャエル・ヴォッレ(バリトン)
ヴェタ・ピリペンコ(メゾ・ソプラノ)

フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団&合唱団
合唱指揮…ロレンツォ・フラティーニ
ズービン・メータ(指揮)

【録音】
2020年11月10日
フィレンツェ5月音楽祭劇場、フィレンツェ、イタリア

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

ハイドンの『天地創造』は旧約聖書の「創世記」、「詩篇」、ミルトンの「失楽園」を台本の素材として作曲された、ハイドン円熟期の傑作オラトリオです。
充実した書法によるオーケストラ、独唱、二重唱、三重唱、合唱など多彩な声部の組み合わせによる楽曲群によって、天地の創造から、様々な生き物、そして人間アダムとイヴの登場まで世界のすべてを創造した神の事績が、神への賛美と感謝の念とともに美しく荘厳につづられていきます。
本収録はズービン・メータのフィレンツェ五月音楽祭デビュー50周年を記念して、2020年11月にコロナ禍の中で敢行された無観客演奏会の模様です。ハンナ=エリザベス・ミュラー、マクシミリアン・シュミット、ミヒャエル・フォッレ、ヴィエタ・ピリペンコという優れたソロ歌唱陣を配し、メータ円熟のリードのもとフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団による壮大な音楽の絵巻が繰り広げられます。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2021/08/23)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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メータの指揮するハイドンのオラトリオ『天地創造』!

ハンナ=エリザベス・ミュラーのソプラノ、マクシミリアン・シュミットのテノール、ミヒャエル・ヴォッレのバリトン
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団と合唱団
指揮:ズービン・メータ
通奏低音はチェンバロとチェロです。
アリアや合唱曲においても、チェンバロの演奏が入っています。ただ それほど目立つようなバランスではありませんが、ちょっとした光沢を加えたような感じで響いています。

テンポは全体的に、今の感覚でいうと遅めです。そのため、ソロの歌手は 多少の凸凹はあるものの、表情は細かく歌いこまれている印象です。
ソリストは3人で、ガルリエルとエヴァ、ラファエルとアダムは同じです。そしてビブラートも細かいながらも適度に掛けた艶やかな歌唱です。再現部や描写の場面では 曲にやよって小さな装飾を加えたりと、歌手の自主性を生かした音楽作りが聴こえます。

惜しむらくは、オーケストラの精度の甘さでしょう。私の耳には、東京藝術大学のオーケストラの方が確実に『上』と言えます。

そして「しっかりとした」ブックレットに、通奏低音の楽器名どころか、演奏者の名前が無かったのが残念です。

普通であれば BGMレベルのオーケストラの弱さですが、第2部での描写音楽に全力で取り組んでいる面白さは、チェンバロの伴奏つきのモダンオーケストラの演奏と相まって、魅力的なアルバムといえます。

このような演奏は、舞台がついたら超名演でしょうね!
そんなことで 想像力に満ちた方、ドイツ語のわかる方、さらにホグウッドの英語版のDVDの好きな方には 超お薦めです!
2025/12/06 北十字さん
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