ポーランドを代表するデス・メタル・バンド、ヴェイダーのセカンド・アルバムがリマスタリングで再登場!『Black to Blind』、『Litany』で完成を見るスラッシュ・メタル色の濃いヴェイダー流デス・メタルを提示した最初の作品とも言える重要作! (C)RS
JMD(2021/07/06)
ポーランドを代表するデス・メタル・バンド、ヴェイダーのセカンド・アルバムがリマスタリングで再登場!『Black to Blind』、
『Litany』で完成を見るスラッシュ・メタル色の濃いヴェイダー流デス・メタルを提示した最初の作品とも言える重要作!
【日本語解説書封入 / 歌詞対訳付き】
ポーランドを代表するデス・メタル・バンド、ヴェイダー。結成は83年にまでさかのぼるので、活動歴はまもなく40年になろうかというベテランだ。この度、彼らが95年にリリースしたセカンド・アルバム『デ・プロファンディス』がリマスターされ再発となる。
ヴェイダーは92年に天下のイヤーエイク・レコードからデビュー・アルバム『The Ultimate Incantation』をリリース。当時まだメタル後進国というイメージのあったポーランドの印象を、180度ひっくり返してみせた。だが、共産主義時代の名残のあった当時のポーランドでは、パスポートの取得が容易で無かったことに加え、各家庭に電話すら無く、なかなか思うようにアルバムのプロモーションができなかった。デビュー・アルバムは世界中のデス・メタル・ファンから大絶賛の嵐だったにもかかわらず、イヤーエイクとヴェイダーは、泣く泣く袂を分かつことになってしまったのだ。ということで、地元ポーランドのクルーン・レコードというレーベルと契約し、発表されたセカンド・アルバムが、この『デ・プロファンディス』である。すべての曲が『The Ultimate Incantation』以降に書かれたという本作は、90年代初頭のヴェイダーの姿を捉えた貴重なドキュメントと言える。楽曲、演奏、音質、すべての面でファースト・アルバムから大きなステップアップが見られる本作は、『Black to Blind』(97 年)、『Litany』(00 年)で完成を見るスラッシュ・メタル色の濃いヴェイダー流デス・メタルを提示した最初の作品とも言える重要なアルバム。本作をヴェイダーの最高傑作とするファンも少なくない。デス、スラッシュのファンであれば、聴いておかなければならない名盤だ。
一旦テープに取り込んだというリマスタリングのおかげで、オリジナルの音質を最大限保持しつつもアナログの温かみが加わっているのも素晴らしい。
【メンバー】
ピーター(ヴォーカル、ギター)
チャイナ(ギター)
シャンボ(ベース)
ドック(ドラムス)
発売・販売元 提供資料(2021/07/02)