ジャズ、ヒップホップ、ゴスペル、アフリカ音楽、ソウルミュージック・・・・
最高峰のサックス奏者、ケニー・ギャレットが送る渾身のミクスチャー・サウンド
10代のときに故郷デトロイトで頭角を現し、デューク・エリントン楽団、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズを経て、"ジャズの帝王"マイルス・デイヴィス・バンド最後のサックス奏者に。その後は自身のプロジェクトを中心に活動し、クリス・デイヴ、シェドリック・ミッチェルなど数々の次世代ミュージシャンを世に送り出してきた重鎮ケニー・ギャレットの新作が遂に登場!
2016年リリースの前作『Do Your Dance!』では観客・リスナーを鍵として、ケニーならではのスピリチュアル・ジャズ・ダンス・ナンバーを展開しましたが、この『Sounds from the Ancestors』(先祖からの音、声)では一層サウンドの幅を広げ、ヒップホップ、ゴスペル、アフリカ音楽、デトロイトのモータウン・サウンド等を取り入れたスリリングかつ奥深い世界を表現。サックスに加え、ヴォーカル、エレクトリック・ピアノでも才能を発揮しています。
新作のたびに驚くばかりのメンバーを起用して楽しませてくれるケニーですが、今回は天才ドラマーのロナルド・ブルーナーJr(. サンダーキャットの兄)やピアニストのヴァーネル・ブラウンなど近年の彼の音作りに欠かせない気鋭たちはもちろん、"モベッタ" の別名も持つ若手ジャズ~ヒップホップ・トランペッターのモーリス・ブラウン、カマシ・ワシントンとの共演でも注目される歌手のドゥワイト・トリブル、チック・コリアやマイルス・デイヴィスのサポートでも知られるドラマーのレニー・ホワイトなども参加。世代を超えた才能が、"グルーヴ"のもとに結びつきました。
M-2はロイ・ハーグローヴ、M-4は若きギャレットのメンター的存在であったアート・ブレイキーと"アフロビートの生みの親"トニー・アレンへのトリビュート・ナンバー。亡くなった3名への敬愛をこめながら、前向きで力強いパフォーマンスを繰り広げています。
この2021 年は、マイルスが他界してからちょうど30 周年にあたります。"帝王" ゆずりの絶え間ない前進と意欲的な姿勢で、ケニー・ギャレットはまた新たな傑作を創りあげました。
発売・販売元 提供資料(2021/07/30)