その名は"Yamamoto (ヤマモト)"...。
完全自主制作&1984年当時のプレス数はたったの100枚!と言う絵に描いたような希少性に加え、シティポップ~ディスコ/ブギー~フュージョンを軽やかに繋ぐ素晴らしい音楽性とグッドメロディこそが彼らの特筆点。まさに"幻"、知られざる傑作『Five Days City (ファイブ・デイズ・シティ)』がまさかの正規復刻です。これは事件かも…。
1980年代に人知れず活動した東京のグループ、その名も"Yamamoto (ヤマモト)"の1984年の唯一のアルバム。当時100枚しかプレスされず、しかもその大半が友人や家族に配られただけだったと言う、究極のプライヴェートプレス的な作品ながら、その希少性に反比例するかのような極上の音楽性に彩られたシティポップ、ブギー、ジャズフュージョンだけが詰まった夢のような傑作が本作『Five Days City (ファイブ・デイズ・シティ)』です。当時、美大を卒業したばかりだったと言うアマチュア・バンドながら、全曲がクオリティの高いオリジナル曲のみで、ジャズを基調にした軽やかなグルーヴ感が伝わる演奏力と、中心人物の新井 伸之氏を中心に描かれた適度な青臭さが功を奏した鮮烈なメロディラインがとにかく魅力的。甘く優しい中嶋 秀幸氏のヴォーカルが極上のメロウネスを生むヴォーカル曲と、アーバン&ソリッドなインスト曲のバランスも絶妙な、トータルクオリティの高い1枚です。
ご挨拶がてら、軽快に駆け抜けるインスト「01. Misty Night [ミスティ・ナイト]」、一転メランコリックなボサ風のシティポップ「02. Velda [ヴェルダ]」、同じくサンバ風味のアーバングルーヴ「03. Sea Side Season [シー・サイド・シーズン]」、潮風の香り漂うメロウインスト「04. Seashore [シー・ショア]」の怒涛の流れから驚愕のセンス。しなやかなグルーヴ感でフロアを彩るソウルフルなスキャットグルーヴ「05. Groomy Tonight [グルーミー・トゥナイト]」で締めるSide Aから抜群です。よりファンキーにアーバンに展開するSide Bも、しなやかなブギー調の「06. Love Cruise [ラヴ・クルーズ]」からご機嫌。英詞のAOR的な「07. Supply Gate [サプライ・ゲート]」、テクニカルなジャズフュージョン「08. Firestarter [ファイアスターター]」を経て至る本作のハイライトとも言える極上のダンサー「09. Otsukai [オツカイ]」はその揺れるエレピが紡ぐメロウネスと、心地よいグルーヴが一体になった極上のアーバンブギーの名曲で文句なし。まるで捨て曲のない楽曲群に加え、その洗練の構成もセンス抜群と言う恐るべき傑作なのです。
程よくインディ感のある録音の質感や、雰囲気のあるクラフト紙に白インクで描かれた猫たちのイラストも味わいのあるアートワーク、日本人にとっては圧倒的なインパクトのある"Yamamoto (ヤマモト)"と言うグループ名など、一筋縄では行かない規格外のセンスで描かれた、まさしく"幻"のシティポップ作品、それがこの『Five Days City (ファイブ・デイズ・シティ)』です。どうぞお試しください、そして、この素晴らしさ、輝かしい才能に驚いてください。
●世界初復刻/正規再発
●リマスター音源を使用
●紙ジャケット仕様/帯、歌詞カード/解説付
発売・販売元 提供資料(2022/08/26)
当時100枚しかプレスされず大半が販売されなかったという84年発の激レア自主盤が大発掘!!
1980年代に美大卒業生らを中心に活動した Yamamoto の84年の唯一作。当時100枚しかプレスされず大半が販売されなかったという、究極のプライベート盤。オリジナルLPは約3万円で取引された実績も!?シティーポップ~ブギー~ジャズ・フュージョンの輝かしい部分を凝縮した本当の隠れ名盤がついに。メロウなヴォーカル曲とカラッとしたソリッドなインストをバランスよく配置。自主製作盤ならではの青臭さや手作り感も含めて愛すべき大発掘盤!!
(C)渋谷店:山内 慶一郎
タワーレコード(2021/07/30)
1980年代に人知れず活動した東京のグループ、その名も"Yamamoto (ヤマモト)"の1984年の唯一のアルバム。当時100枚しかプレスされず、しかもその大半が友人や家族に配られただけだったと言う、究極のプライヴェートプレス的な作品ながら、その希少性に反比例するかのような極上の音楽性に彩られたシティポップ、ブギー、ジャズフュージョンだけが詰まった夢のような傑作が本作『Five Days City (ファイブ・デイズ・シティ)』です。当時、美大を卒業したばかりだったと言うアマチュア・バンドながら、全曲がクオリティの高いオリジナル曲のみで、ジャズを基調にした軽やかなグルーヴ感が伝わる演奏力と、中心人物の新井 伸之氏を中心に描かれた適度な青臭さが功を奏した鮮烈なメロディラインがとにかく魅力的。甘く優しい中嶋 秀幸氏のヴォーカルが極上のメロウネスを生むヴォーカル曲と、アーバン&ソリッドなインスト曲のバランスも絶妙な、トータルクオリティの高い1枚です。 (C)RS
JMD(2021/06/19)