グラスゴー出身のエレクトロポップ・バンド、チャーチズの2ndアルバム。
デビュー・アルバム『The Bones Of What You Believe』から約2年ぶりとなった本作では、マスタリングにダフト・パンク『Random Access Memories』を手がけたボブ・ラドウィグ、ミックスはスパイク・ステント(マドンナ、スパイスガールズ、1D、ミューズ、オアシス、U2など)を起用。
ヴォーカル、ローレン・メイベリーの魅力的な歌声をいかしたエレクトロ・ポップ路線を維持しながら、よりスケールの大きなサウンドを獲得。
ファンの期待に真っ直ぐ応えつつ、バンドとしての進化を証明した作品。
発売・販売元 提供資料(2021/06/10)
「ローレンのソロ・プロジェクトだったら、アルバムはあと20万枚多く売れていただろうね」──メンバーのそんな爆弾発言も話題となったが、何はともあれ、バンドとしての基盤を固めた彼らの選択は正しかった。総距離194,551kmにも及ぶ過酷なツアーの合間を縫い、グラスゴーのホーム・スタジオで制作されたこの2作目は、良い意味でファンの期待に真っ直ぐ応えた仕上がりだ。シングル曲"Leave A Trace"の昂揚感溢れるビートは言わずもがな、マーティンがマイクを握るナンバーにおいても前作以上のキャッチーさを体得。どこを切ってもチャーチズらしい完全無欠のエレポップがギッシリ詰まっている。ニュー・オーダー『Power, Corruption & Lies』にオマージュを捧げたと思しきジャケも最高!
bounce (C)上野功平
タワーレコード(vol.383(2015年9月25日発行号)掲載)