メタルのオリジネイターがその嗅覚を研ぎ澄ましながら構築したモダン・ヘヴィネスを聴け…!
真のオリジネイターにしてヘヴィ・メタルの始祖:ブラック・サバスの創設メンバーの一人であり、優れたソングライターとしても知られるアーティスト、ギーザー・バトラー。彼が1995年から2005年の間に発表した3枚のソロ・アルバムの中から、ギーザー・バトラー本人が厳選した全17曲入りのベスト・アルバム、その名も『THE VERY BEST OF GEEZER BUTLER』がここに登場!
メタル・シーンの絶対的帝王、オジー・オズボーンと共に60年代後半から音楽活動を始め、1969年にブラック・サバスを結成、ドゥーミーでヘヴィなサウンド・スタイルをシーンに提示し、その後ヘヴィ・メタルというスタイルの始祖として崇め奉られる存在へと昇り詰めていくこととなったこの真のオリジネイター・バンドの創立メンバーの一人が、このギーザー・バトラーだ。ベーシストとしてバンドのサウンドの要ともいえるボトムをしっかりと支え、そしてオカルトや黒魔術といったバンドが持つイメージに大きく貢献することとなった歌詞を数多く手がけ、バンドの世界観やサウンドの個性に非常に大きな貢献を果たしてきた、メタル・シーンにおける重要アーティストの一人だ。
90年代に入り、音楽シーンが様変わりする中、ギーザー・バトラーは過去の栄光の寄り添いながら過ごすのではなく、新たなサウンド・スタイルを模索し続け、自らが構築してきたヘヴィ・メタルをよりモダンな形へと昇華させながら、ソロ・アルバムを発表してきた。90年代のクラシック・アルバムと称される1995年の『PLASTIC PLANET』を始め、1997年の『BLACK SCIENCE』、そしてブラック・サバス復活後となる2005年に発表した『OHMWORK』という3枚のアルバムは、真のオリジネイターの一人がその研ぎ澄まされた感覚でモダンなヘヴィ・サウンドをシーンに提示する作品となったのだ。
昨年この3枚のアルバムを単独作品としてリイシューしてきたBMGから、今回2種類の作品が登場することとなった! ひとつは、彼が発表した3枚のアルバムに加え、未発表曲を含むレア音源を多数収録したボーナス・ディスクをコンパイルした、4枚組コンプリート・コレクション作品『MANIPULATIONS OF THE MIND - THE COMPLETE COLLECTION』、そしてもう一つが、3枚のスタジオ・アルバムからギーザー・バトラー本人によって選曲された17曲入りのベスト・アルバム『THE VERY BEST OF GEEZER BUTLER』だ。
このベスト・アルバム『THE VERY BEST OF GEEZER BUTLER』は、彼が発表してきた3枚のアルバムの中からギーザー・バトラー本人がピックアップした全17曲を収録。90年代のインダストリアル・ヘヴィネスを貪欲に取り込みながらも、強靭なリフと重量級のヘヴィネスというメタルのオリジネイターとしての誇り/存在感をシーンに見せつけてくれた彼の世界観をじっくりと堪能させてくれる作品だ。
発売・販売元 提供資料(2021/06/18)