ceroメイン・コンポーザー初ソロ作品!
高城昌平に続き、ceroのメインコンポーザー/鍵盤奏者でもある荒内佑(arauchi yu)の初ソロアルバムが完成。複雑なリズム構成の上に、自身のピアノ演奏+ドラム/ベース/弦楽器でメロディーを構築。チョップしたサンプリング音に絡む女性コーラスものなど、コラージュセンスも抜群。2021年を代表するであろうノスタルジックなビートミュージック。
(C)池袋店:柴野 直史
タワーレコード(2021/09/10)
ceroのメインコンポーザーでもある気鋭の音楽家が作り上げた初のソロ作はポスト・クラシカル / インディー・クラシックとも共振したクールに躍動するまさに新しいチェンバーミュージック。ceroのメインコンポーザーでもある気鋭の音楽家が作り上げた初のソロ作は絵画やインスタレーション作品などから得た着想を元に、弦楽、木管、サンプリングなど、様々なテクスチャーを折り重ね構築した10の楽曲からなるアルバム作品。 (C)RS
JMD(2021/07/08)
ceroのメインコンポーザーでもある気鋭の音楽家が作り上げた初のソロ作はポスト・クラシカル / インディー・クラシックとも共振したクールに躍動するまさに新しいチェンバーミュージック。
ceroのメインコンポーザーでもある気鋭の音楽家が作り上げた初のソロ作は絵画やインスタレーション作品などから得た着想を元に、弦楽、木管、サンプリングなど、様々なテクスチャーを折り重ね構築した10の楽曲からなるアルバム作品。共同プロデューサー/ ベースに千葉広樹、ドラムに渡健人、ストリングスに関口将史、田島華乃、須原杏、松本有里、ホーンに大石俊太郎、ビブラフォンに角銅真実、6曲のボーカル曲にはJulia shortreed、NYを拠点に活動するシンガー・ソングライター/トロンボーン奏者Corey Kingが歌唱・歌詞で参加と多彩なゲストを迎え制作された。作品を通して、ポスト・クラシカル / インディー・クラシックにも共振するような一貫したムードを持ちながらも、ジャズやビートミュージックにも捉えることができるような楽曲ごとのバラエティと、それをポップスとしても成立させる為のセンスが随所に感じられる。
シネマティックに聴き手に様々なシーンを想起させる、まさに新しいタイプのチェンバーミュージックと言えるだろう。
発売・販売元 提供資料(2021/07/07)
ceroの荒内佑による初のソロ作は、クラシックとジャズのマリアージュによる先鋭的かつエレガントな秀作。立体的に配置された管弦楽器、共同プロデューサーでもある千葉広樹のウッドベース、自身の手によるピアノを軸にしつつ、サンプリングも加えた楽曲は、ミニマルから派生して現代のビート・ミュージックにも連なり、未知のサウンドデザインを描き出す。とはいえ難解な印象は薄く、Black Boboiでも活動するジュリア・ショートリードが約半数の曲でヴォーカルを担当し、ポップスとしての親密さを持ち合わせているのはやはりceroのコンポーザーならでは。トロンボーン奏者でもあるコーリー・キングがスムースな歌声を聴かせる"Clouds"やドープな音像の表題曲など、最後までハッとさせられる瞬間の連続。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.453(2021年8月25日発行号)掲載)