エイフェックス・ツインのリフレックス・レーベルからもリリースのあるスイスのエレクトロニック・プロデューサー、Bigeneric(ビジェネリック)の最新アルバム。アルプス地方に古くから伝わる民間伝承からインスピレーションを得て制作されたという、ミステリアスな電子フュージョン&アンビエントの快心作!情景や物語が目に浮かぶような幻想的なサウンドスケープを満載!
Bigeneric(ビジェネリック)は、古くはオプティモやDJヘルにも愛でられたフロア人気も高いポストパンク・バンド<グラウゾーン>のドラマーとして活動していたMarco Repettoのソロ・プロジェクト。Marcoはバンド脱退後エレクトロニック・プロデューサーに転じ多くの名義を使い分けながら活動し90年代にはエイフェックス・ツインのリフレックス・レーベルからもアルバムをリリース。スイスのテクノ・シーンのパイオニアとして揺るぎない地位を確立している。本作『Helva』は、2017年の『Spielmanda』に続く、Bigenericの2021年最新アルバム。アルバム・タイトルのとはアルプス地方に古くから伝わる民間伝承に出てくる精霊とのこと。Marcoは近年、大病を患い療養生活を余儀なくされていた。その最中にHelvaの妖精物語と出会い、そこからヒントを得てこのアルバムを完成させた。情景や物語が目に浮かぶような幻想的なサウンドスケープをまとった電子フュージョン&アンビエントの快心作!自身が主宰するInzecRecordsからのリリース。
発売・販売元 提供資料(2021/05/27)
90年代にエイフェックス・ツインが主宰するリフレックスからも作品を発表していたスイス・テクノ・シーンのパイオニアによる4年ぶりのアルバム。アルプス地方に古くから伝わる民間伝承から着想を得て制作されたという内容は、電子フュージョンともアンビエントとも形容し難いもの。幻想的でミステリアスなサウンドスケープは、目を瞑るや情景を鮮やかに映し出し、貴方を彼方へと連れ出してくれます。
bounce (C)野村有正
タワーレコード(vol.453(2021年8月25日発行号)掲載)