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にっぽんセクシー歌謡史

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フォーマット 書籍
発売日 2021年05月21日
国内/輸入 国内
出版社リットーミュージック
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784845635160
ページ数 592
判型 四六

構成数 : 1枚

第1部 お色気歌謡の時代 昭和初期~60年代終盤まで
第1章 昭和初期に始まったエロ歌謡とは何か
第2章 鶯芸者とお座敷ブーム
第3章 浜口庫之助とお色気歌謡
第4章 ムード歌謡の隆盛と日本の高度経済成長期
第5章 GS時代とゴーゴーガール~サイケな時代のお色気百花繚乱期
第6章 映画産業衰退期とお色気女優の歌手仕事
第7章 セクシー歌謡全盛時代

第2部 セクシー歌手トップ4の履歴書
奥村チヨ
辺見マリ
山本リンダ
夏木マリ

第3部 70年代以降のセクシー歌謡
第8章 酒井政利の熟女再生路線
第9章 喪失歌謡
第10章 セクシー系ガール・グループの歴史
第11章 80年代以降のセクシー歌謡

  1. 1.[書籍]

奥村チヨや山本リンダといったセクシー系歌手のルーツを探り、その進化と変貌のプロセスを検証する。

かつて昭和の高度成長期に、歌謡界を席巻した「お色気歌謡」。その歴史は古く、ルーツは昭和初期に遡る。日本の音楽シーンの歴史をたどってみても、お色気歌謡の流行は、経済が上向きの時期に何度かの隆盛が起きており、殿方の夜のお供から、まだ性の何たるかも知らぬ少年たちまでを、各時代で魅了し続けてきた。ことに70年代に大きな成功を収めた幾多の女性歌手たちは、テレビの歌番組全盛とリンクして、ビジュアル面を強調することで一時代を築く。この時期を中心にした女性歌手による歌謡曲を「セクシー歌謡」と呼び、奥村チヨや山本リンダといったセクシー系歌手のルーツを探り、その進化と変貌のプロセスを検証する。ある時期を境に急速に衰退し、いつしか音楽シーンから消え失せてしまったこのジャンルを、あくまで「音楽史的な側面」から紐解き、お色気が日本の音楽史に与えた影響について、関係者の証言も交えてまとめていく。

作品の情報

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著者: 馬飼野元宏

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