通算10枚目のスタジオ・アルバムは、初のセルフ・プロデュース作!
アメリカはオリンピア発、1995年にセルフタイトルでデビューを飾った<オルタナ界の女番長>ことスリーター・キニー。前作『CENTER WON'T HOLD』から2年ぶり、通算10枚目のアルバムが完成しました。2020年の夏、オレゴン州ポートランドでレコーディングされた本作は、アメリカを覆う社会不安と、壊滅的な山火事、そして新型ウイルスによるパンデミックを背景にしており、「想像上の一体感」のための音楽とのこと。長い彼女たちの歴史の中で、初となるセルフ・プロデュース作。そして1996年から参加しているジャネット・ワイスが脱退して以降初のアルバムです...!
"WORRY WITH YOU"、"HIGH IN THE GRASS"で貫かれるリラックスしつつも、瞬時にバーストする演奏力の組み合わせでリスナーをドンドン虜にしてしまう技術は相変わらず!90年代から鳴り響かせるスリーター・キニ―印のザッツオルタナなギターの音色は、ここにきてさらに芳醇さを増す!ベテランになっても色褪せない意欲は、若手には出せない領域!
長年連れ添ったドラマージャネット・ワイズ脱退すらも噛み砕いて、脂がのったアルバムを作ってしまう彼女達に大きな拍手を!
発売・販売元 提供資料(2022/06/07)
スリーター・キニー史上初のセルフ・プロデュース作となる10枚目のアルバム。思慮深いアレンジはセイント・ヴィンセントと作った前作の延長を思わせるものの、コリンとキャリーが掛け合うギター及びヴォーカルのアンサンブルはジャネット(ドラムス)の脱退後、2人の関係性を改めて構築しようとしているようにも聴こえる。だからこそのセルフ・プロデュース。成熟の中に、どこか初々しさの滲むところがおもしろい。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.452(2021年7月25日発行号)掲載)