ロマンティックなローファイ・インディー・ポップ。
オーストラリアはブリスベン出身の3人組、ザ・グーン・サックス待望のサード・アルバム。ギターのルイス・フォスターはザ・ゴー・ビトウィーンズのロバート・フォスターを父にもち、 80'sを感じさせる部分はその影響か、ヤング・マーブル・ジャイアンツをスリーピースのシンプルなバンドサウンドを基調に曲によって入れ替わる気怠いヴォーカル、どこか儚いメロディーとサウンドアレンジ、ほどよいローファイ感。が癖になる。
(C)福岡パルコ店:寺本 将巳
タワーレコード(2021/07/24)
これぞ2021年インディー・ポップの理想形。
80年代ネオアコ、ステレオラブ、The xxも飲み込むザ・グーン・サックス超待望の最新作発売決定!!
若干10代でデビューを果たし、ライド擁する名門〈Wichita〉にもカタログを残すブリスベンのローファイ・インディー・ポップ・トリオ、ザ・グーン・サックスが最新アルバム『Mirror II』をリリース!
3年ぶり通算3作目にして〈Matador〉移籍後初となる本作はPJハーヴェイやオルダス・ハーディング、最近ではドライ・クリーニングのデビュー作も記憶に新しいジョン・パリッシュをプロデューサーに迎え、ポーティスヘッドやビークの活動で知られるジェフ・バーロウが所有するブリストルのInvada Studiosでレコーディングを敢行。
灰野敬二、裸のラリーズ、カイリー・ミノーグ、ヤング・マーブル・ジャイアンツ、ステレオラブ、ジャスティン・ビーバー、ウォーカー・ブラザーズ、シド・バレットなど各メンバーが実に多彩な音楽リファレンスを持ち寄り、アンディ・ウォーホルの鏡の哲学をもとにお互いへの影響が見事な化学反応を生み出し、前2作から大幅な進化を遂げている。
先行シングル「In the Stone」を筆頭に楽曲によって担当楽器やヴォーカルを交換し、トリオならではのミニマルなバンド・アンサンブル、思春期の生々しい歌詞を載せてシュプレヒゲザング(喋るように歌うこと)でなぞられる蒼いメロディーがさらに拡張された全10曲を収録。
80年代のネオアコ、90年代のオルタナ~シューゲイズ、ゼロ年代ベッドルーム・ポップ、テン年代のチルウェーヴを経て、Z世代が高らかに鳴らす不機嫌であまりにもロマンティックなインディ・ポップの最新形がここに誕生した。
なお、本作の日本盤CDにはボーナス・トラック「We're Just Talking」が追加収録され、歌詞対訳および解説書が封入。
発売・販売元 提供資料(2021/05/13)