サクラメントが生んだポスト・ハードコア・エクスペリメンタリスト・バンド、DANCE GAVIN DANCEのフロントマン、Tilianがロックダウンの中、たった一人で作り上げたソロ・アルバム『FACTORY RESET』。この時代だからこそ生まれ得た、サイケデリックでプログレッシヴ、グリーヴィでトリップホップなエモ・ポップ・ロックがここにある――!
サクラメントが生んだポスト・ハードコア・エクスペリメンタリスト・バンド、DANCE GAVIN DANCE。そのフロントマンである、Tilian Pearsonが新たなソロ・アルバムを完成させた。DANCE GAVIN DANCEの活動と並行して、Tilian名義でソロ作品を発表している彼にとって、今回リリースとなる『FACTORY RESET』は約2年半ぶりとなる通算4作目のアルバムとなる。
シンガー/ソングライター/ギタリスト/プロデューサーとしての才能をバンドでもソロ作品でも余すところなく発揮しているTilianだが、本作はこれまでの作品のなかで最も"彼らしい"アルバムになっているという。ニュー・アルバム『FACTORY RESET』で彼はアルバムの制作をほとんど自分ひとりで手掛け、その結果完成した作品は、独特な存在感を放つそのン・アンド・オンリーな声はそのままに、トリップ感満載のサイケデリックな要素にヘヴィ・プログレッシヴ・ロックのギター・リフ、さらにヒップホップのビートやグルーヴが飛び交う、音楽性豊かなエモ・オルタナ・ロックとなっている。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2021/05/28)
アルバムの制作は予想もしないところから始まった。地元カリフォルニアが新型コロナウイルスの感染拡大によりロックダウンとなった2020年3月、DANCE GAVIN DANCEとのツアーを計画していた彼は、家に一人止まざるを得なくなった。しかしその"強制された隔離"のもと、彼は曲をつくり、自分自身でアルバムをレコーディングし、プロデュースすることを決めたのだった。ドラマーであり、これまでも頻繁にコラボレーションを行ってきたChris Crummettとリモートでやりとりしながら、彼は本作『FACTORY RESET』を完成させたのであった。今までソロ・アルバムを3作リリースしているTilianだが、そこでも様々なアーティストたちとコラボレートしており、"ほぼ一人"でアルバムを制作したのは今回が初めてだったという。そしてクリエイティヴのすべてを自身で完全にコントロールできることにより、これまで以上に実験的なサウンドが生まれたのだった。
きらめくアルペジオとギターのリフが作り出す高揚感あふれる「Holy Water」から、スピリチュアルなものの目覚めを感じさせるエレクトロ・ポップ・ナンバー「Anthem」、そしてギターにのせて自分自身の不安を吐露する「Dose」や「Caught In The Carousel」など、ポップやサイケ、エレクトロにエモ、そしてプログレなど様々な音楽的要素がくるくると交じり合い、ファルセットをまじえた透明感のあるTilianのヴォーカルとともに、メロディアスでさわやかでありながら、どこかダークな影ものぞかせるサウンドスケープが、アルバム全体を通して広がっている。『FACTORY RESET』は、きわめてパーソナルであると同時、このパンデミックのなかで生きる人なら誰もが共感できる普遍的な作品でもある。「隔離の意味を探していたけど――このアルバムを作って、その意味を見つけることができた」そうTilian本人も語る、この時代を映すエモ・ポップ・ロックがここにあるのだ。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2021/05/28)