アメリカン・ゴシック的なストーリーテリングにヘヴィなロックンロール。
固い絆で結ばれたブルーカラーのアメリカン・ロックンロール・バンド、THE COLD STARESが語る現代アメリカのブルース。ナッシュヴィルで制作された最新アルバム『HEAVY SHOES』登場!
固い絆で結ばれたブルーカラーのアメリカン・ロックンロール・バンド、THE COLD STARES。20代前半から一緒にバンド活動を行ってきたギタリスト/シンガー、Chris TappとドラマーのBrian Mullinsからなるウェスタン・ケンタッキー出身のこのデュオは、2014年にデビュー・アルバム『A COLD WET NIGHT AND A HOWLING WING』をリリースして以降、2017年の『HEAD BENT』、2018年の『MOUNTAIN』、そして2019年の『WAYS』と、コンスタントにアルバムをリリースしてきた。その彼らが約2年ぶりとなるニュー・スタジオ・アルバム『HEAVY SHOES』をリリースする。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2021/07/02)
2020年初め、ナッシュヴィルの歴史的スタジオ、Sam Phillips Recording Studioに入り、本作のレコーディングに取り掛かった彼ら。前作『WAYS』も同じスタジオでレコーディングしたこともあり、本作はその延長線上にあるように感じたとメンバーの二人は語る。そのスタジオでアルバムの大部分は制作され、3曲はインディアナ州にある彼らのスタジオで追加レコーディングされたという。アルバムのミックスを手掛けるのは、The KillersやImagine Dragonsなどで知られるMark Needham、そしてマスタリングはKid RockやSmashing Pumpkinsなどと仕事を行ってきたAndy Vandetteが担当している。完成したアルバム『HEAVY SHOES』は、THE COLD STARESのこれまでの作品の中で最もヘヴィな作品であり、そこには個人的なスケールから世界的な問題に至るまで、様々な"人間関係"の物語が地に足がついたロックンロール・サウンドとともに描かれているのだ。
サザン・ゴシック(南部ゴシック)のファンであるというChrisにとって書くことはある種のカタルシスをもたらす行為であり、エドガー・アラン・ポーやウィリアム・フォークナーのような視点で書いているという。アルバムの冒頭を飾るタイトル・トラックは、轟くようなドラムとダーティなリフにのせて、破壊的な人間関係に引き込まれていく様子を描いている。その他にも声を上げられない社会階級をテーマにした「It's A Game」や休息を得られない日々を歌った「Hard Times」、そして政治や宗教などの争いに巻き込まれ、家に帰るため周りを破壊してしまう無名の兵士を描いた「40Dead Men」や大統領選にまつわるメディア操作を取り上げた「Election Blues」 など、アメリカに住む普通の人々が日々感じている様々な出来事がブルージーなロック・サウンドで語られている。また「In The Night Time」のようにフロリダ州のセントオーガスティンからインスパイアされたサイケデリック・ガレージ・ロック・ナンバーも収録されている。アルバムに収録されている曲はどれも説明的であると同時に、視覚的でもあり、どこかダークな影を漂わせながら、アメリカ音楽の歴史の中に脈々と受け継がれているブルーズ・ロックを今に伝えている。
ライヴ・バンドとしても、Rival Sons、Spoon、Grand Funk Railroadらとのツアーを始め、終わることのないライヴ・サーキットをこなしてきている彼ら。アメリカン・ゴシック的なストーリーテリングにヘヴィなロックンロール。本物を求めるロックンロール・バンドの最新作が登場だ。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2021/07/02)