80年代を代表する英プログレッシヴ・ロックのスーパー・グループ、エイジア。グループ結成から40周年を迎える今年、2006年に再結成したオリジナル・ラインナップで発表した4枚の作品をコンパイルしたボックスセット『THE REUNION ALBUMS: 2007 - 2012』が登場する! ポップでありながらドラマティックでダイナミックな洗練された彼らのサウンドは、時代を超えて変わらぬ輝きを放ち続ける…。
イエスのスティーヴ・ハウとジェフ・ダウンズ、エマーソン・レイク・アンド・パーマーのカール・パーマー、そしてキング・クリムゾンのジョン・ウェットンという英プログレッシヴ・ロック・シーンにおける最重要アーティスト達が集結し、プログレッシヴ・ロックのエッセンスを3分のポップ・フォーマットに凝縮したスタイルで80年代を代表するバンドとなったスーパー・グループ、エイジア。82年のデビュー・アルバムは全米No. 1を記録、時代を象徴するかのようなシングル「Heat Of The Moment」も世界的なヒットを記録し、以降もアルバムを発売するごとに新鮮さを失わない職人技に裏打ちされたサウンドを展開し、世界中のファンを魅了し続けている。
グループ結成年となる1981年から40周年を迎える今年、エイジアの新たなボックス・セットがリリースされることとなった。それが5枚組CDボックスセット『THE REUNION ALBUMS: 2007 - 2012』だ。タイトルにもある通り、オリジナル・メンバーが再集結した2006年から2012年までの間に彼らが発表した4枚の作品をコンパイルした作品だ。2007年に行われた25周年記念ワールド・ツアーの中から東京公演の模様を収録したライヴ・アルバム『FANTASIA: LIVE IN TOKYO』(2CD)、2008年の『PHOENIX』、2010年の『OMEGA』、そして2012年の『XXX』というアルバムを一つの彼らの世界観を見事に表現するボックスに収納したコレクターにはたまらない作品が登場するのだ。
エイジア結成後オリジナル・メンバーで活動していたのはたったの3年間(アルバムとしては2枚のみ)で、以降はメンバー・チェンジを繰り返しながらエイジアというバンドのスタイルを踏襲した作品を発表し続けてきた。そのため、2006年のオリジナル・メンバー再集結というニュースは、非常に大きな出来事として世界中のファンを狂喜させたのは言うまでもないだろう。まず彼らは結成25周年を記念したツアーを開始、再結成したスーパー・グループを世界にお披露目していったのだが、その記念ツアーの中から東京公演の模様を収録した2枚組ライヴ・アルバム『FANTASIA: LIVE IN TOKYO』を2007年に発表する。その後ツアーで再びバンドとしての結束力を高めた彼らは、その後約2年のタームでコンスタントに3枚のスタジオ・アルバムを発表、職人技に裏打ちされたポップ・フィールドでプログレッシヴ・ロックの要素をドラマチックに奏でるそのサウンドを展開し、世界中のファンを魅了し続けていったのだ。
今回発売となるこの『THE REUNION ALBUMS: 2007 - 2012』のジャケットは、エイジアやイエスのアルバム・カヴァーを手掛ける巨匠、ロジャー・ディーンによる美しいアートワークが使用されている。また、今作に収録されている『FANTASIA』のジャケットも、ロジャー・ディーンによってアップデートされたアートワークが採用されている。
発売・販売元 提供資料(2021/05/14)