ラスト・アルバム~バッハ/モーツァルト: 前奏曲とフーガ集、ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第9番(弦楽四重奏版)、他<タワーレコード限定>
商品の情報
フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年06月16日 |
---|---|
規格品番 |
PROC-2339 |
レーベル |
|
SKU |
4988031436264 |
商品の説明
※日本初発売
※デジタル録音
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:板倉重雄(新規解説)、解説書合計12ページ
作品の情報
メイン
その他
商品の紹介
結成75周年記念。
ラサール弦楽四重奏団が最後にDGに残した、編曲版と原曲も収録した興味深いラスト・アルバムが国内初リリース!
この1枚は、20世紀後半を代表する室内楽団体、ラサール弦楽四重奏団の最後の録音となったもので、海外では1988年に発売された(422 110-2)ものの、日本では今回が初発売となる貴重な録音です。バッハが作曲した平均律クラヴィーア曲集第2巻からの4つのフーガをモーツァルトが弦楽四重奏に編曲したもの(K.405の第2~5曲)と、ベートーヴェンが作曲したピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 作品14の1を自ら弦楽四重奏に編曲したもの(弦楽四重奏曲ヘ長調)を、原曲と編曲版の両方の演奏で収める、という非常に興味深いアルバム作りがなされています。
バッハの平均律クラヴィーア曲集が初出版されたのは1801年のことですが、それ以前には筆写譜により伝わっていました。モーツァルトはウィーンの音楽パトロン、ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵(1733~1803)の依頼により、男爵がコレクションしていた筆写譜よりフーガ5曲を弦楽四重奏に編曲しました(K.405、モーツァルトの自筆譜あり)。ところが、男爵の筆写譜はフーガのみで前奏曲が入っておらず、前奏曲は新たに作曲されました。K.405の4曲(第2~5曲)には作者不明の前奏曲が残されましたが、内容的にモーツァルトの作である可能性が高いと判断したリーダーのレヴィンは、ラサール弦楽四重奏団のレパートリーとして頻繁に演奏しました。これら4つの前奏曲は今日でもほとんど演奏されず、CDも極めて少ないですが、ここではフーガとセットで収録されています。
スヴィーテン男爵は若き日のベートーヴェンを後援したことでも知られています。1799年に書かれたピアノ・ソナタの原曲と、1802年に編曲された弦楽四重奏版では、後者の方が演奏記号の追記や外観の手直しなどで表現力を増しています。ラサール弦楽四重奏団とピアニストのステファン・リトウィン(1960年、メキシコシティ生れ、室内楽をレヴィンに師事)はそれぞれ、信頼の高い原典版を用いるとともに、精度の高い生命力豊かな演奏を行い、原曲と編曲版それぞれの魅力と、比較の楽しさを聴き手に伝えてくれます。
今回の復刻では、オリジナル・ジャケット・デザインを採用し、国内初発売のため新規で解説を掲載しました。尚、今回のVintage+plus Vol.31は全4タイトルを発売します。
ラサール弦楽四重奏団が最後にDGに残した、編曲版と原曲も収録した興味深いラスト・アルバムが国内初リリース!
この1枚は、20世紀後半を代表する室内楽団体、ラサール弦楽四重奏団の最後の録音となったもので、海外では1988年に発売された(422 110-2)ものの、日本では今回が初発売となる貴重な録音です。バッハが作曲した平均律クラヴィーア曲集第2巻からの4つのフーガをモーツァルトが弦楽四重奏に編曲したもの(K.405の第2~5曲)と、ベートーヴェンが作曲したピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 作品14の1を自ら弦楽四重奏に編曲したもの(弦楽四重奏曲ヘ長調)を、原曲と編曲版の両方の演奏で収める、という非常に興味深いアルバム作りがなされています。
バッハの平均律クラヴィーア曲集が初出版されたのは1801年のことですが、それ以前には筆写譜により伝わっていました。モーツァルトはウィーンの音楽パトロン、ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵(1733~1803)の依頼により、男爵がコレクションしていた筆写譜よりフーガ5曲を弦楽四重奏に編曲しました(K.405、モーツァルトの自筆譜あり)。ところが、男爵の筆写譜はフーガのみで前奏曲が入っておらず、前奏曲は新たに作曲されました。K.405の4曲(第2~5曲)には作者不明の前奏曲が残されましたが、内容的にモーツァルトの作である可能性が高いと判断したリーダーのレヴィンは、ラサール弦楽四重奏団のレパートリーとして頻繁に演奏しました。これら4つの前奏曲は今日でもほとんど演奏されず、CDも極めて少ないですが、ここではフーガとセットで収録されています。
スヴィーテン男爵は若き日のベートーヴェンを後援したことでも知られています。1799年に書かれたピアノ・ソナタの原曲と、1802年に編曲された弦楽四重奏版では、後者の方が演奏記号の追記や外観の手直しなどで表現力を増しています。ラサール弦楽四重奏団とピアニストのステファン・リトウィン(1960年、メキシコシティ生れ、室内楽をレヴィンに師事)はそれぞれ、信頼の高い原典版を用いるとともに、精度の高い生命力豊かな演奏を行い、原曲と編曲版それぞれの魅力と、比較の楽しさを聴き手に伝えてくれます。
今回の復刻では、オリジナル・ジャケット・デザインを採用し、国内初発売のため新規で解説を掲載しました。尚、今回のVintage+plus Vol.31は全4タイトルを発売します。
タワーレコード
(2021/05/12)
収録内容
構成数 | 1枚
【曲目】
ラスト・アルバム
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 ヘ長調
(ピアノ・ソナタ 第9番 作品14の1による)
2. 同:ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 作品14の1
3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(伝):弦楽四重奏のための4つの前奏曲
J.S.バッハの《平均律クラヴィーア曲集》(第2巻 第5番、第7番~第9番)のモーツァルトによるフーガの編曲(K.405の2~5)への
4. ヨハン・セバスティアン・バッハ/編曲:モーツァルト:4つのフーガ
《平均律クラヴィーア曲集》(第2巻 第5番、第7番~第9番)からのモーツァルトによる弦楽四重奏への編曲 K.405の2~5
(上記3,4は、1曲ずつ交互に演奏)
5. ヨハン・セバスティアン・バッハ:4つの前奏曲とフーガ
《平均律クラヴィーア曲集》からの(第2巻 第5番、第7番~第9番)
【演奏】
ラサール弦楽四重奏団 (1,3,4)
ヴァルター・レヴィン(第1ヴァイオリン)
ヘンリー・メイヤー(第2ヴァイオリン)
ピーター・カムニッツァー(ヴィオラ)
リー・ファイザー(チェロ)
ステファン・リトウィン(ピアノ) (2,4)
【録音】
1985年12月 ハンブルク=ハールブルク(3,4)
1987年2月 ミュンヘン(1)
1987年10月 ハノーファー(2,5)
【原盤】
Deutsche Grammophon
【Original Recordings】
Production: Rainer Brock(Mozart); Dr, Steven Paul(other works)
Recording Supervision:
Rainer Brock(Mozart)
Wolfgang Mitlehner(Beethoven Quartet)
Klaus Hiemann(Beethoven & Bach piano solo)
Balance Engineers:
Wolfgang Mitlehner (Beethoven & Mozart Quartet)
Klaus Hiemann(Beethoven & Bach piano solo)
Editing: Gernot von Schultzendorff(Beethoven & Bach piano solo)
ラスト・アルバム
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 ヘ長調
(ピアノ・ソナタ 第9番 作品14の1による)
2. 同:ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 作品14の1
3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(伝):弦楽四重奏のための4つの前奏曲
J.S.バッハの《平均律クラヴィーア曲集》(第2巻 第5番、第7番~第9番)のモーツァルトによるフーガの編曲(K.405の2~5)への
4. ヨハン・セバスティアン・バッハ/編曲:モーツァルト:4つのフーガ
《平均律クラヴィーア曲集》(第2巻 第5番、第7番~第9番)からのモーツァルトによる弦楽四重奏への編曲 K.405の2~5
(上記3,4は、1曲ずつ交互に演奏)
5. ヨハン・セバスティアン・バッハ:4つの前奏曲とフーガ
《平均律クラヴィーア曲集》からの(第2巻 第5番、第7番~第9番)
【演奏】
ラサール弦楽四重奏団 (1,3,4)
ヴァルター・レヴィン(第1ヴァイオリン)
ヘンリー・メイヤー(第2ヴァイオリン)
ピーター・カムニッツァー(ヴィオラ)
リー・ファイザー(チェロ)
ステファン・リトウィン(ピアノ) (2,4)
【録音】
1985年12月 ハンブルク=ハールブルク(3,4)
1987年2月 ミュンヘン(1)
1987年10月 ハノーファー(2,5)
【原盤】
Deutsche Grammophon
【Original Recordings】
Production: Rainer Brock(Mozart); Dr, Steven Paul(other works)
Recording Supervision:
Rainer Brock(Mozart)
Wolfgang Mitlehner(Beethoven Quartet)
Klaus Hiemann(Beethoven & Bach piano solo)
Balance Engineers:
Wolfgang Mitlehner (Beethoven & Mozart Quartet)
Klaus Hiemann(Beethoven & Bach piano solo)
Editing: Gernot von Schultzendorff(Beethoven & Bach piano solo)
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