ジョルジャ・スミス、エズラ・コレクティヴ、ヌバイア・ガルシアらと共に名を連ねる
新世代ジャズシーンの才媛 エマ・ジーン・サックレイ待望のデビューアルバムがついに完成!!
ブルーノートの名曲カバーコンピ『Blue Note Re:imagined』にジョルジャ・スミス、エズラ・コレクティヴ、ヌバイア・ガルシアらと共に名を連ね、あのジャイルス・ピーターソンも賞賛し、さらにはUKロック注目バンド、スクイッドのアルバムへ参加するなど、現在、新世代ジャズシーンの中で最も期待を集めるマルチ奏者/プロデューサー/ヴォーカリストのエマ・ジーン・サックレイが自身のレーベル〈Movementt〉よりデビューアルバム『Yellow』をリリース!
2020年にリリースされた2枚のEP、『Um Yang 음 양』と『Rain Dance』においてスピリチュアルかつダンスフロア志向なサウンドをジャズに導入した彼女が、本作では、さらに一歩踏み込んだ新たな領域に突入している。
アルバムの中ではブラスやストリングスや合唱によって断片と恍惚的な旋律の歌声が見事な音を奏で、奥深く濃密なサウンドの中にはライブのような臨場感すら感じさせる。
70年代のジャズ・フュージョンとPファンクを結ぶ、あるいはサン・ラやアリス・コルトレーンのような広大無辺な祈りの音楽と、ビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』のような華麗なオーケストラアレンジを結ぶ、鮮やかな線を描いていくデビューアルバムが完成した。
発売・販売元 提供資料(2021/05/12)
もともと"Ley Lines"(2018年)がブラウンズウッドのコンピに入ったことで注目され、昨年は企画盤『Blue Note Re:imagined』に参加していたエマ・ジーン・サックレイ。先だってはスクイッドの話題作『Bright Green Field』にトランペットで参加していたが、自身のレーベルで完成したこの初フル・アルバムはマルチ奏者/シンガー/プロデューサーとしての彼女の才気と志向をより明快に伝えることになりそうだ。ハウシーでダンサブルなフュージョン"Say Something"、フレーズの煌めきと合唱が螺旋になって昂っていく"Sun"や"Rahu Ketu"など、濃厚なグルーヴと壮麗なオーケストレーションによってスピリチュアル感覚が増幅されていく様は初期EW&Fやユビキティ的でもある。全編が気持ち良くキャッチーな好盤。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.451(2021年6月25日発行号)掲載)