〈ブラック・ジャズ・レコーズ〉に最も作品を残した鍵盤奏者、ダグ・カーンが最初にレーベルに残した大傑作。
当時のパートナー、ジーン・カーンのソウルフルなヴォーカルも最高です!
今作は〈ブラック・ジャズ・レコーズ〉に最も作品を残した鍵盤奏者、ダグ・カーンがレーベルに最初に残した作品。ドラムにはPharoah Sandersのライヴアルバムにも参加しているレジェンド・ドラマーMichael Carvin、サックスにGeorge Harper、トランペットにBob Frazierが参加しており、更には〈ブラック・ジャズ・シリーズ〉ではお馴染みのAl HallやHenry Franklinを迎えたいる非常に様々な楽器の音色を使ったソウルフルなアルバムに仕上がっている。そしてダグ・カーンの作品での肝でもある元妻のシンガー、ジーン・カーンの教会で聞きたくなる壮大さと美しさを併せ持っている歌声はスピリチュアル・ジャズにこれほどになくマッチしている。2曲目に収録されている「Little B's Poem」で魅せているダンスを誘うワルツ調の楽曲とジーン・カーンのヴォーカルの組み合わせが多幸感を醸し出し、タイトル曲でもある「Infant Eyes」ではナチュラルなフルートとダグ・カーンのオルガン、そしてジーン・カーンのヴォーカルが絡み合い至福の10分間を生み出しています!
発売・販売元 提供資料(2023/02/16)
今作は<ブラック・ジャズ・レコーズ>に最も作品を残した鍵盤奏者、ダグ・カーンのディスコグラフィーの中でも最も評価が高く、スピリチュアル・ジャズの名盤としても知られる3rd アルバム。元パートナーであり、幾度とコラボを果たしてきたシンガー、ジーン・カーンとの最後のコラボ作でもあり、彼女のソウルフルな歌声がアルバムを通し活躍しているのがこのアルバムが"名盤"と呼ばれる大きな理由の一つであろう。スピリチュアル・ジャズの金字塔「Power and Glory」ではソウルフルなジーンの歌声と優しさに溢れたダグ・カーンのエレピ、そして高鳴るサックスの組み合わせが極上で、例えばHiatus Kaiyoteのファンなどにもオススメしたい楽曲となっている。更にはJohn Coltraneが生んだ名曲「Naima」のカヴァーではゆったりとした心地良いエモーショナルが広がっていく素晴らしいアレンジが展開されており、大胆なジーンのヴォーカルが活きた「Contemplation」も最高です! (C)RS
JMD(2021/04/29)