「警視庁物語 血液型の秘密」
郊外に起こった嬰児殺害事件を追って、浮かび上がる容疑者。嬰児の血液型を巡り、七人の刑事の捜査活動が現代世相の中に展開する。

「警視庁物語 聞き込み」
多摩川に浮かび上がった溺死体の身元をあらった刑事たちの活躍により、土地ブームにからんだ恐るべき犯罪の罠が暴き出される。

「警視庁物語 不在証明(ありばい)」
ある官庁の資材課で発生した守衛殺し。警視庁捜査陣は、荒らされた形跡のある金庫の中身に疑念を抱き、三人の係員のアリバイを追求する。

「警視庁物語 十五才の女」
多摩川上流で発見された少女の死体。社会福祉の名に隠れて少女を死に追いやった心ない大人たちに、警視庁捜査陣の不屈の刑事魂が爆発する。

「警視庁物語 12人の刑事」
観光地・松島で起こった殺人事件を追って、ドラマは三島から名古屋、東京へと展開。お馴染みの七人の刑事に加え、五人の地方刑事も登場。

「警視庁物語 19号埋立地」
工事現場から掘り出された絞殺死体。唯一の手掛かりである珠数の出所をつきとめるため、刑事たちは飽くなき聞き込み捜査を開始する。

「警視庁物語 ウラ付け捜査」
犯人がたとえ自白しても証拠がなければ罰せられない――その証拠を探すために、刑事たちが血と汗にまみれて飛び歩くシリーズ第20弾。

「警視庁物語 全国縦断捜査」
東京奥多摩の渓流で発見された黒焦げ死体――七人の刑事たちは、沖縄へ、四日市へ、秋田へと、犯人の盲点をつき日本を縦断して捜査を敢行。

「警視庁物語 十代の足どり」
多摩川堤で女子高生の死体が発見された。早速捜査を開始すると二人の学生が捜査線上に浮かび……。十代の性を取り上げた異色作。

「警視庁物語 自供」
東京ゼロメートルといわれる低地帯を舞台に、箱詰め死体を巡って捜査に寝食を忘れる刑事たちの活躍を描く中、生々しい現実が浮かび上がる。

「警視庁物語 行方不明」
学歴がものをいう現代社会の中で、それを偽って浮かび上がろうとした青年が犯した恐るべき殺人事件。この完全犯罪に七人の刑事が挑む!