記念すべき10作目!
アメリカ ロサンゼルス出身のインダストリアル・メタル・バンド Fear Factoryの10作目。惜しくも創設メンバーであり、ヴォーカリストの「Burton C. Bell」が参加した最後のアルバムとなってしまったが、名作「Demanufacture」に勝るとも劣らないラウドでサイバーな音世界を披露してくれています。
(C)広島店:田中 達也
タワーレコード(2021/06/25)
ワンノート・リフ、マシーンのようなドラミング、グロウルとクリーン・ヴォーカルの使い分け、インダストリアル風味の導入。90年代のエクストリーム・メタル界に革命を起こしたフィア・ファクトリーによる6年ぶり10枚目のアルバムが登場。今回もひたすらヘヴィ、ブルータル、そしてグルーヴィ! (C)RS
JMD(2021/04/28)
ワンノート・リフ、マシーンのようなドラミング、グロウルとクリーン・ヴォーカルの使い分け、インダストリアル風味の導入。90年代のエクストリーム・メタル界に革命を起こしたフィア・ファクトリーによる6年ぶり10枚目のアルバムが登場。今回もひたすらヘヴィ、ブルータル、そしてグルーヴィ!
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
フィア・ファクトリーの登場は衝撃であった。1992年に突如大手のロードランナーからデビュー・アルバム『Soul of a New Machine』をリリース。まさに「彗星の如く」現れたのだ。いわゆるワンノート・リフと呼ばれるクランチーなギターワーク。まるでマシーンのような正確さを誇るドラミング。インダストリアルのフレイバー。グロウルとクリーンを見事に使い分けるヴォーカル。フィア・ファクトリーが提示した世界観は、まったく新しいものであり、ニューメタルやジェントを筆頭に、彼らが後続に与えた影響の大きさ、幅広さは計り知れない。これまでに9枚のアルバムをリリース。そのいずれもエクストリーム・メタル界に大きなインパクトを与えてきた。メタリカのオープニングも含め、何度も来日もしているので、そのステージを体験した方も少なくないだろう。異常なまでに複雑なリズムが楽々と再現されるステージは、まさに圧巻である。
そしてこの度リリースとなるのが、10枚目のアルバム『アグレッシヴ・コンティニュアム』である。今回ももちろん、映画『ブレードランナー』や『マッドマックス』等を思わせるSF、ディストピア感満載の、実にフィア・ファクトリーらしいアルバムに仕上がっている。前作『Genexus』(15年)からバンドに加わった、マイク・ヘラーのドラミングの凄まじさも相変わらず。彼はフィア・ファクトリー以外にも、レイヴン、マリグナンシー、アマヒルなどなど、ゲスト参加も含めると、一体いくつのバンドに参加しているのかわからないほどの活躍を見せる、メタル界一の売れっ子ドラマーである。ひたすらヘヴィ、ブルータル、グルーヴィな本作は、ベテラン・エクストリーム・メタル・バンドによる面目躍如たる出来。これを聞き逃す手はない!
【メンバー】
ディーノ・カザレス(ギター)
トニー・カンポス(ベース)
マイク・ヘラー(ドラムス)
発売・販売元 提供資料(2021/04/26)