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クラシック
UHQCD
ニューイヤー・コンサート1954<限定盤>
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5.0

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商品の情報

フォーマット

UHQCD

構成数

2

国内/輸入

輸入

パッケージ仕様

-

発売日

2021年06月17日

規格品番

EPITA017

レーベル

SKU

4909346311121

商品の説明

2021年8月8日(日)日経日曜版「名作コンシェルジュ」に掲載されました。
「劇性と優雅さ 往時の楽都の粋」音楽評論家 鈴木淳史氏評

商品の紹介
これぞ「ニューイヤー・コンサート」のルーツ、元祖となる音源!
創始者クレメンス・クラウスとウィーン・フィルによる、「ニューイヤー」全曲録音の最初にしてクラウス最後の「ニューイヤー」、世界初出音盤のマスターからCD化なる!
しかも高音質UHQCDで!

ウィーンで新年を祝う音楽会、"黄金の間"と称されるムジークフェラインザールで開かれる、ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」はいまや全世界に実況中継されるなどしてすっかりおなじみですが、この「ニューイヤー・コンサート」の創始者こそウィーンが生んだ名指揮者クレメンス・クラウス(1893-1954)。
1939年の大みそかに原型となる演奏会を指揮したのが最初で、1941年からは元旦の演奏会が恒例となり、クラウスは連合軍に指揮を止められていた46年と47年を除き、54年まで、「ニューイヤー」の指揮台に上り続けました。その彼が亡くなる4か月前、最初の全曲録音にして最後の「ニューイヤー」となったライヴ公演の記録であります。

「天体の音楽」、「春の声」、「美しく青きドナウ」等おなじみのワルツではこの上なく優雅に、かつ上品に指揮してウィーン・フィルの美音を引き出し、十八番の「とんぼ」では空中に漂い舞うとんぼを他にはみられないほど巧みに描写しています。「休暇旅行で」、「ハンガリー万歳」、「狩り」等アップテンポのポルカでは英デッカ/ロンドン録音ではきけないほど生命力豊かにキレキレに演奏!カルロス・クライバーも顔負けの猛スピードぶりです。
ポルカ作品のうち5曲をアンコール演奏している、最後にアンコール演奏される「ラデツキー行進曲」では今日のような手拍子がないなど、当時の演奏記録としても貴重。ファンならずともたまらない魅力充実のCDとなっております。

今回の音源は、1989年に日本のMUSENKURANZ(ミューゼンクランツ)というレーベルから世界初出音盤(LP)として発売されていました。このLPの盤おこしでOpus蔵が2004年にCDを発売(OPK-7006/7)。じつはMUSENKURANZはエピタグラフ・レーベルの主宰者がおこした自主制作LPのレーベルでかつて主宰者がクレメンス・クラウス・アーカイヴより入手、ラジオ中継収録の放送原盤から作られた音源であることが判明、今回、このLPのマスターテープがついにCD化されます!
元日11時より開催された「ニューイヤー」。実況中継番組収録のため曲間での猛烈盛大な拍手や曲目紹介のアナウンスが入りますが、当時の様子を伝えて貴重。臨場感も抜群です。完全全曲収録のライヴ!「ムジークフェラインから、クレメンス・クラウス指揮のウィーン・フィルで、ノイヤールスコンツェルト(ニューイヤー・コンサート)をお届けしました」旨の最後のアナウンスもカットすることなく、本CDに収録しています。
今回は"高音質CDの決定版"であるUHQCDで発売!
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料 (2021/04/20)
収録内容

構成数 | 2枚

【曲目】
[DISC 1] 第1部
ヨーゼフ・シュトラウス:
・剣と琴(ワルツ)
・ルドルフスハイムの人々(ポルカ)
・とんぼ(ポルカ)
・休暇旅行で(ポルカ)*

ヨハン・シュトラウス2世:
・わが家で(ワルツ)
・新ピツィカート・ポルカ*
・ハンガリー万歳(ポルカ)*

[DISC 2] 第2部
ヨーゼフ・シュトラウス:
・天体の音楽(ワルツ)
・5月の喜び(ポルカ)
・おしゃべりなかわいい口(ポルカ)*

ヨハン・シュトラウス2世:
・クラップフェンの森で(ポルカ)
・春の声(ワルツ)
・狩りのポルカ*
・常動曲
・美しく青きドナウ(ワルツ)

ヨハン・シュトラウス1世:
・ラデツキー行進曲
*はアンコールも収録

【演奏】
クレメンス・クラウス(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
1954年1月1日
ムジークフェラインザール(楽友協会大ホール)、ウィーン(ライヴ)

Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
    • 1.
      [UHQCD]
    • 2.
      [UHQCD]
カスタマーズボイス
総合評価
5.0
★★★★★
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(1)
    評価する:
★★★★★
★★★★★
投稿日:2021/06/24

1954年のニューイヤーコンサートはオーパス蔵で2004年に発売されていたが、あれは板起こしで今回の盤は、そのLPのマスターテープからCDにしたものだという。オーパス蔵の盤では、デッカのスタジオ録音に比べて、情感の表出がストレートで、時としてウィーン情緒が色濃く漂っている点に特徴があり、スタジオ録音とライブ録音の違いを痛感したものだ。それに対して、このエピタグラフ盤は、音の生々しさが凄まじく、よりライブ感が強烈である。全体に、響きの力強さが目立ち、特に低音部はずしんと腹に響き、ワルツやポルカの域を超えた交響作品を聴く趣さえある。中でも「狩りのポルカ」など、クレメンス・クラウスは曲想を抉り抜き、時に畳みかけ怒涛の寄り身を見せるなど、その演奏効果は凄まじく、聴衆も熱狂している。一方で、ワルツ「我が家」における、ウィーン的な甘美で懐かしい情感は、聴く者の胸を打つ。オーパス蔵の盤と比較して、全般的な傾向として、クレメンス・クラウスの表現の幅の大きさをストレートに味わえる一方、それゆえにオーパス蔵で著しかったウィーン情緒が相対的に後退した感は否めない。しかしながら、音質的により鮮烈で、表現のメリハリが一層明確な本盤の価値は大きく、オーパス蔵の盤を持っている人にとっても、新たに買い足す意義は大きいと個人的には考える。

ニュース & 記事
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販売価格(税込)
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サマリー/統計情報

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コレクション登録者
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