ワーナー時代最後のアルバム、『イン・ザ・ポケット』(76年)のリリースに伴うツアー中で、ピッツバーグの文化の中心的存在である伝統的なホールで行われたコンサートのFM放送音源をリリース!
前半はJTの弾き語り、後半はダニー・コーチマーやリー・スクラー、ラス・カンケルなどいつものメンバーにデヴィッド・サンボーンを加えたこの年ならではの特別編成がバックを付ける。さらに、『イン・ザ・ポケット』のレコーディングに少しだけ参加していたデヴィッド・リンドレーがJTのライヴに参加しているのは珍しく、非常に貴重な音源だ。もちろん、JTのパフォーマンスは非常に安定しており、実に聴き応えがある。JTの70年代のライヴ録音の中でも音質も申し分なく、ファンならぜひ押さえておきたい歴史的な録音だ。
シリア・モスクは1916年に建設され91年に解体されるまで、コンサートから講演、政治集会まで、さまざまな催しが行われたイスラーム建築の歴史的な建物。これはそんな場にふさわしい特別なコンサートだ。ザ・セクションからはクレイグ・ダーギの代わりにクラレンス・マクドナルドがキーボードを弾く。フィドルやスライドでデヴィッド・リンドレーが参加しているのは、この翌年にザ・セクションとリンドレーでジャクソン・ブラウンの『ラニング・オン・エンプティ』(77年)のレコーディング・ツアーを行うことを考えると、その前哨戦ともいえる。また、クレジットにはないが、この後長らくJTのコーラスを務めることになるデヴィッド・ラズリーとアーノルド・マッカラーが初めて参加したのもこのツアーから。
このホールならではの柔らかな残響音。当時の最新ヒットの「Shower The People」が始まると温かい拍手に包まれる。最後はアンコールの定番、「Steamroller Blues」と弾き語りの「Sweet Baby James」で締める。JTの音楽性が実によく伝わる貴重な録音だ。
発売・販売元 提供資料(2022/08/18)
ワーナー時代最後のアルバム、『イン・ザ・ポケット』(76年)のリリースに伴うツアー中で、ピッツバーグの文化の中心的存在である伝統的なホールで行われたコンサートのFM放送音源をリリース!前半はJTの弾き語り、後半はダニー・コーチマーやリー・スクラー、ラス・カンケルなどいつものメンバーにデヴィッド・サンボーンを加えたこの年ならではの特別編成がバックを付ける。さらに、『イン・ザ・ポケット』のレコーディングに少しだけ参加していたデヴィッド・リンドレーがJTのライヴに参加しているのは珍しく、非常に貴重な音源だ。もちろん、JTのパフォーマンスは非常に安定しており、実に聴き応えがある。JTの70年代のライヴ録音の中でも音質も申し分なく、ファンならぜひ押さえておきたい歴史的な録音だ。 (C)RS
JMD(2021/07/01)