日向敏文が1986年にALFAからリリースしたサード・アルバムがアナログ盤復刻。インディ・ヒップ・ホップ・シーンでのサンプリングもそのきっかけの一つである「Reflections」は、全世界でストリーミング再生1,100万を超え、今も数字を更新中のメガヒット・チューン。正に日向敏文ワールドと言える、センチメンタルかつクールなメロディを展開。
(オリジナル・リリース: 1986年)
<日向敏文プロフィール>
1955年2月23日に東京都大田区に生まれ。 85年に、1stソロ・アルバム『サラの犯罪』をアルファレコードからリリース。続けて、86年には、2ndアルバム『夏の猫』と、3rdアルバム『ひとつぶの海』をリリース。87年に4thアルバム『ストーリー』をリリースしたのち、88年には、初のピアノ・ソロ・アルバム『アイシス』をリリース。その後もコンスタントにソロ・アルバムを制作した。91年には、鈴木保奈美、織田裕二主演によるドラマ『東京ラブストーリー』の劇伴を担当。『東京ラブストーリー オリジナル・サウンドトラック』は、ドラマ・サントラとしてはオリコン・アルバムチャート最高第5位となる異例のヒットを記録する。本アルバムのヒットから、以降ドラマのサントラが発売されるのが恒例となった。93年に手掛けた、戸田菜穂主演によるNHK連続テレビ小説『ええにょぼ』の主題歌「幸せになるために」(歌:中山美穂)は、オリコン・シングルチャート最高第4位を記録。年末には『第44回NHK紅白歌合戦』で披露された。97年に手掛けた、江口洋介主演によるドラマ『ひとつ屋根の下2』の挿入歌「ひだまりの詩」(歌:Le Couple)は、オリコン・シングルチャート第1位を記録。1997年のオリコン年間ヒットチャートでも第3位となり、同年の日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。Le Coupleのブレイクスルー・ナンバーとなり、彼らは『第48回NHK紅白歌合戦』の出場を果たした。
『愛という名のもとに』(92年)、『チロルの挽歌 高倉健主演』 (92年)、『ひとつ屋根の下』(93年)、『陽のあたる場所』(94年)、『妹よ』(94年)、『いつかまた逢える』(95年)、『ひとつ屋根の下2』 (97年) 、『彼』 (97年) 、『ブラザーズ』(98年)、『モナリザの微笑』(2000年)、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(09年)などのドラマの音楽を担当。また、松たか子、佐藤奈々子、Le Couple、竹内結子、中山美穂、KOKIA、ダイアナ ロスなどに楽曲提供、トヨタ、コカ・コーラ、資生堂、アサヒビールなどの多くのCM音楽など、多岐に渡って活躍している。近年では、フジテレビ『ザ・ノンフィクション』 、 NHKドキュメンタリー番組などの、ドキュメンタリー番組の音楽を多数担当している。
発売・販売元 提供資料(2021/06/08)