Negicco Kaede 9ヶ月ぶり新作は佐藤優介(カメラ=万年筆)とタッグを組んだ意欲作。
インストを含むサウンドトラックのような計10曲を収録!
Negicco のメンバーKaede の9か月ぶり新作は、近年ライブのサポートとしてもお馴染みのミュージシャン、佐藤優介(カメラ=万年筆)とタッグを組んだ意欲的なアルバム。巨匠、ムーンライダーズの鈴木慶一を作詞に迎えた「生きる爆弾」他、80'sサウンドを意識した楽曲を含む計10曲を収録。
インストナンバーや詩の朗読を盛り込んだ内容で、タイトル同様、まるで映画のサウンドトラックのような情景的で芸術性の高い作品が完成した。
初回限定盤のBlu-rayには、21年4月に地元・新潟で行われた有観客ライブ「Kaede Acoustic Live 2021 霞の楓 at りゅーとぴあ」の様子を収録。全18曲、2時間弱に及ぶ濃厚な内容となっている。
発売・販売元 提供資料(2021/05/18)
ライヴ・サポートも担う佐藤優介のプロデュースによる、架空の映画サウンドトラックをコンセプトにしたミニ・アルバム。ピアノや弦楽をベースにしたインスト群と4曲のヴォーカル・ナンバーを収録している。主役のナチュラルな歌声と柔らかなシンセ・サウンドとの取り合わせが抜群で、80年代の鈴木さえ子を彷彿とさせるファンタジックでノーブルな仕上がりだ。エンディングテーマのような趣きで最後に配されたタイトル曲の清々しさも素敵。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.451(2021年6月25日発行号)掲載)