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フォーマット |
CD |
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構成数 |
3 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年05月07日 |
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規格品番 |
4842049 |
レーベル |
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SKU |
028948420490 |
エーリヒ・クライバーがシュターツカペレ・ベルリンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とともにポリドール/グラモフォンに行った珍しい録音を初めてまとめたアルバムです。
クライバーは1923年、33歳でベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任し、比類ない力強さと激しさを持った演奏で聴衆と批評家を感動させました。そして1926年にグラモフォンと契約し、両楽団とともにベルリンで録音を行いました。アルバムはSPレコードの両面に収められていたモーツァルトの4つのドイツ舞曲集から始まり、ベートーヴェンの交響曲第2番、シューベルトの交響曲第8番『未完成』、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』、そして『ロザムンデ』『夏の夜の夢』、『ウィリアム・テル』序曲と『こうもり』序曲といった人気曲などへその範囲を広げてゆきます。これらの録音の多くはその芸術性に反して海外で発売されたり批評されたりすることがなかったものの、1928年録音の『モルダウ』は発売されて間もなくクラシック界で重要な地位を確立しました。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
構成数 | 3枚
《CD 1》
モーツァルト:
1) 歌劇『イドメネオ』序曲K.366、6つのドイツ舞曲K.600より
2) 第2番ヘ長調
3) 第5番ト長調
4) 4つのドイツ舞曲K.602より第3番ハ長調
5) 3つのドイツ舞曲K.605より第3番ハ長調
6) 6つのドイツ舞曲K.600より第3番変ロ長調
6つのドイツ舞曲K.571より
7) 第6番ニ長調
8) 第4番ト長調
9) 6つのドイツ舞曲K.509より第6番ハ長調
10) 6つのドイツ舞曲K.600より第4番変ホ長調
11) 3つのドイツ舞曲K.605より第2番ト長調
12-15) ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36*
シューベルト:劇音楽『ロザムンデ』D797より
16) 第5曲:間奏曲第3番*
17) 第9曲:バレエ音楽*
[演奏]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1, 6-11)
シュターツカペレ・ベルリン(2-5, 12-17)
[録音]
1928年(1, 6-11)、1926年(2-5)、1929年(12-15)、1927年(16-17)
ベルリン
《CD 2》
1-2) シューベルト:交響曲第8番ロ短調D759『未完成』*
3-5) メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』Op.61より(第1曲/第7曲/第9曲:結婚行進曲)*
6) ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲*
7) ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』Op.9*
8) ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲*
[演奏]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1-5)
シュターツカペレ・ベルリン(6-8)
[録音]
1927年(1-2, 6-8)、1928年(3-5)
ベルリン
《CD 3》
1) J.シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』序曲*
スメタナ:連作交響詩『わが祖国』より
2) 第2曲:モルダウ(1927年録音)*
3) 第2曲:モルダウ(1928年録音)*
ドヴォルザーク:
4-7) 交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』
8) 交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』第3楽章(抜粋)*
9) スラヴ舞曲ハ長調Op.46 No.1
[演奏]
シュターツカペレ・ベルリン
[録音]
1927年(1, 2)、1928年(3)、1929年(4-9)
ベルリン
*DG世界初CD化
【演奏】
エーリヒ・クライバー(指揮)
-
1.[CD]
-
2.[CD]
-
3.[CD]
シューベルトの素晴らしさゆえに5つ星としたい。ベルリン国立歌劇場管弦楽団を振った「ロザムンデ」(2曲)からして見事だが、本セットの白眉というべきは、ベルリン・フィルとの「未完成」だ。同作品に関し早くも1927年にこれほど圧倒的な演奏が存在していたとは驚きだ!! とりわけ第2楽章。内へ内へと沈み込んでいく非常に内省的な演奏で、淡い寂寥感を湛えた感情の波がひたひたと聴く者の心に押し寄せ、心の襞に滲みわたっていく。息子のカルロス・クライバーもシューベルトを得意とし、ウィーン・フィルとの「未完成」は名演として有名だが、父エーリヒほどの深みには達していない。シューベルト以外ではモーツァルトが面白い。エーリヒはウィーン生まれでありながら、その芸風はウィーン風ではないと当地では言われていたようだが、「ドイツ舞曲」の演奏を聴くと、「なるほど!」と思わされる。同じSP期のワルター&ウィーン・フィルの「ドイツ舞曲」と聞き比べるとその違いは明確だ。「そりすべり」の驚くべき快速ぶりを初め、聴きどころ満載である。もちろん、戦後のボスコフスキー指揮ウィーン・モーツァルト合奏団の演奏ともまったく違う。「戦後」といえば、エーリヒは戦後、ウィーン・フィルと「フィガロの結婚」全曲の名演(デッカのスタジオ録音)を遺しているが、あれなどは、ウィーン風とは異質なエーリヒの独自の個性と全盛時代のVPOの個性が相乗作用を発揮した例なのだろうと思わされる。
これがくだんの第2ですか。聞きなれない表情はあるものの、堂々とした聴き応えのある演奏でした。音も良く、思い込みと「感じ」だけで切り捨てる評論家の見識を疑います。
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