2020年の話題作となったアルバム『LIVE : live』から約10ヶ月でのニューアルバムリリースで、その勢いとどまることのないAK-69。2021年はマイクを握ってから25周年を迎えるアニバーサリーイヤーとなる。記念すべき年にふさわしい、原点回帰ともいえる"ストリート"を感じさせる楽曲、豪華客演との楽曲を収録したニューアルバム! (C)RS
JMD(2021/04/24)
「LIVE : live」からわずか10か月、アニバーサリーイヤーにリリースするニューアルバム!
2020年の話題作となったアルバム「LIVE : live」から約10ヶ月でのニューアルバムリリースで、その勢いとどまることのないAK-69。2021年はマイクを握ってから25周年を迎えるアニバーサリーイヤーとなる。
記念すべき年にふさわしい、原点回帰ともいえる"ストリート"を感じさせる楽曲、豪華客演との楽曲を収録したニューアルバム!
発売・販売元 提供資料(2021/04/23)
名古屋城でのパフォーマンスを極みとした劇的な大作『LIVE : live』から約10か月で早くも新作が到着。マイクを握って25周年という年の6月9日をめがけて仕上げた側面もあるのだろうが、DJ RYOWやRIMAZIら盟友をサウンドの軸に据え、現行モードの10曲で一気に疾駆する様子は、〈レース〉をテーマにした全体の雰囲気にも相応しい。ちゃんみなとの冷徹な"Racin'"、ピコ太郎ではなくポップ・スモークを翻案した"PPAP"、Yellow Bucksを招いたTOKONA-X使いの"I'm the shit"、SALUを迎えて周囲への愛を語るラストの"Victory Lap"などモダンな照準の絞り方も実にスマート。そんななか、ANARCHYとの"Pit Road"を往時の無骨なフロウで押し切る姿には、リリックの内容も相まってグッとくる。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.451(2021年6月25日発行号)掲載)