通貨を運ぶ列車が襲撃され、乗客の牧師パイアス(ゼロ・モステル)とシスター・ライダ(キム・ノヴァク)は、這う這うの体でフレンドリーの町にたどり着く。実は、パイアスはフレンドリーの銀行からカネを奪おうと計画している偽牧師だった。
一方、列車を襲ったスレイド(クロード・エイキンス)は、町長のキンケイドが経営する銀行に奪ったカネを預けていた。キンケイドは、町長権限を悪用し、強盗で集めたカネも24時間体制で厳重な警備を敷いて保管していた。
ある日メキシコ人の集団が銀行を襲撃しに町にやってくる。しかし銀行は鉄格子を下し、ガトリング銃で応戦、あっという間に彼らを撃退してしまった。フレンドリーの保安官は、キンケイドの銀行に疑いを持ち、連邦諜報員のフォン(マコ)と相談してテキサス・レンジャーのベン(クリント・ウォーカー)を呼び寄せる。
ベンは、フォンたち中国人の一行を連れ、フレンドリーで洗濯屋を開くと見せかけ、銀行へつながるトンネルを掘っていた。そしてパイアスも仲間を集め、やはり教会から銀行へ穴を掘り進めていた。
パイアスは、ライダがベンを誘惑して眠らせている間に、銀行から金貨を奪うことに成功する。そして独立記念日に公園に係留されている気球に金貨を運び込み、逃亡を図る。しかし、金貨の重さで気球は高度が上がらず、フレンドリーの町に戻ってしまう。それを見たメキシコ人の集団、キンケイドたちは激しいチェイスを繰り広げる。