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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年03月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 青土社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784791773701 |
構成数 : 1枚
はじめに――「教室」に向かって
第1章 翻弄される教室――高校国語「改革」をめぐって
1 ずさんな二項対立
2 国語教科書とポストモダニズム
3 「現代の国語」「言語文化」の思想
4 「論理国語」「文学国語」と教室への想像力
5 「新しい国語科」とどう向き合うか
第2章 未来は誰のものか?――新学習指導要領のイデオロギー
1 ある教室の風景から
2 「Society 5.0」と解体される社会
3 コンピテンシー・ゲーム?
4 カリキュラム・マネジメントと書類仕事の憂鬱
5 ことばを取り返すために
コラム マウンティング言説としての「学力低下」論
第3章 精読・多読・表現――教員の行為者性(エージェンシー)をめぐって
1 実践から考える
2 思想としての「課題図書」
3 現代の言語政策と権力の代理人(エージェント)
4 「希望」を語るために
コラム 教科書と検定
第4章 教室の小説/小説の教室――『羅生門』『こころ』再読
1 「定番教材」の役割
2 境界の物語としての『羅生門』
3 『こころ』を読む困難
4 聞かない聞き手の語り
5 研究と教室のあいだ
第5章 「評論文」をどう読むか――「「である」ことと「する」こと」再読
1 批評としての編集
2 教材化の戦略
3 データベース型教材
4 「「である」ことと「する」こと」の思考
コラム 定番教材いま、むかし
第6章 文学の貧困――「実用文」を読んでみる
1 書類と統制
2 「新しい国語科」の隠れたカリキュラム
3 「文学国語」の中の「文学」
4 文学の貧困
コラム 著者は正答ができない?
第7章 表現と検閲――「文学国語」への授業提案
1 授業のねらい
2 日本近代文学と「検閲」
3 「検閲」を意識する
4 「文学」の役割
あとがき
注
「国語」って、どんな時間?
国語は「対話する」時間である。教科書と生徒で。生徒同士で。先生と生徒で。教室でともに読むことは、一方通行の学びをも解体する可能性を秘めている。しかし現場の営為は見落とされ、「実用性」重視の改革に舵を取ろうとしている。新学習指導要領、教科書、そして教室での実践を読み解き、改革の矛盾と国語科教育を問い直す。

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