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コーチングの哲学 スポーツと美徳

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フォーマット 書籍
発売日 2021年03月26日
国内/輸入 国内
出版社青土社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784791773725

構成数 : 1枚

序章 美徳なきコーチングの時代
私たちの出発点 美徳なきコーチングの時代を浮き彫りにする 感情過多のコーチ 抑制のないコーチ 無知なコーチ 獣的なコーチ 名誉心の強いコーチとその他のコーチたち マキアヴェッリ的な悪徳を誇るコーチ スパルタ的なコーチ 弱肉強食の利己的なコーチ 本書の構成:これから向かうところ

第1章 コーチングを哲学する
コーチと馬車 「コーチング」を哲学する コーチングに関わる二つの用語の確認

第2章 善いコーチを考えるために
「名監督、名選手にあらず」 よいコーチについて考える人たちとその視点 よいコーチの資質能力:知識と技能 よいコーチの資質能力:思考に関わるものと性格に関わるもの よいコーチから善いコーチへ 善いコーチの人間観 規範としての「善いコーチ」

第3章 目的論から考える善いもの、勝利至上主義、スポーツの意義
コーチングにおける一般的な目的論的思考 道具のよさと目的 それ自体として選ばれうるもの 内的な善と外的な善 目標としての勝利とスポーツの価値:勝利至上主義への視点 勝利至上主義的なコーチ 関係者の勝利至上主義による圧力 人生のなかでスポーツの位置づけを考える 理論的背景:行為者にとっての目的論と価値の目的論

第4章 コーチの「幸福」とは何か
コーチの幸福も考えるべき 「幸福」を論じる場合の注意点 さまざまな哲学者が説く「幸福」 アリストテレス幸福論の概略 本書における「幸福」概念の確認:Eudaimonia(エウダイモニア)、happiness(ハピネス)、幸福 コーチの「幸福」についての一般的な見解 アリストテレス倫理学に依拠したコーチの「幸福」 「幸福」は外的な善を必要とするのか? 不運は「幸福」を損なうのか? 「コーチの幸福」を「人間としての幸福」から考える

第5章 コーチングの技能
優れたコーチングの技能を気づかせてくれるもの コーチングの技能の対象:人間 コーチングの技能の目的:アスリートやチームの卓越性 コーチングの技能のプロセス:医術との類比から コーチングの技能プロセスを補完する実践的な手法 技能の学び:コーチングの技能を向上させるために 技能をメタの視点から考える

第6章 「思慮」をもつとはどういうことか
「賢い人」から「思慮ある人」へ コーチKの思慮:柔軟性 コーチKの思慮:背景・状況(コンテキスト)への理解 コーチKの思慮:広い視野 コーチKの思慮:傾聴 コーチKの思慮:規則に依存せず「適切さを正しく判断できる知的な能力」 規則至上論者からの反論 コーチKの思慮:スタンダードの活用(規則に頼らない手法) コーチKの思慮:幸福(エウダイモニア)への視点

第7章 コーチに求められる「人柄」とは
コーチにはどのような人柄の徳が求められるのか? 善いコーチの人柄の徳 なぜ徳にこだわるのか:徳倫理学の意義 内面の葛藤と行為の結果をどう考えるか 徳の輪郭:「本当の勇気」と「勇気もどき」 「技能」と「人柄の徳」の対比から見えてくるもの コーチKによる徳の学びとその段階 善いコーチは必ずしも「聖人」というわけではない

第8章 コーチとアスリートの関係性――友愛と人間観

結語
あとがき

参考文献
索引

  1. 1.[書籍]

勝てるコーチが「よいコーチ」なのか?
感情過多のコーチ、抑制のないコーチ、無知なコーチ、獣的なコーチ、名誉心のつよいコーチ、スパルタ的なコーチ……。"勝利至上主義"に目がくらみ、暴力、ハラスメント、ドーピングなどがはびこる競技スポーツの現在。コーチングに求められる思慮や人柄とは。古代の哲学者と現代の名将のあいだで考える。

作品の情報

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著者: 佐良土茂樹

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