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フォーマット |
書籍 |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年05月14日 |
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規格品番 |
- |
レーベル |
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ISBN |
9784866471440 |
版型 |
四六 |
ページ数 |
224 |
耳に取り憑く、呪術的グルーヴの快楽(エクスタシー)に溺れる。
ブラック・フェミニストの著者が現代の視点から読み解く、R&Bの金字塔。
■幼少期に教会で歌ったゴスペル・ミュージックからの影響など、ディアンジェロのルーツを探る。
■エレクトリック・レディ・スタジオでの音楽的実験とソウルクエリアンズ。
■「Untitled (How Does It Feel)」の突然の幕引きが意味するものとは?
■男性原理にスポットライトを奪われた、『Voodoo』陰の立役者。
■「セックス・シンボル」として祭り上げられることの代償。
■『Voodoo』だけでなく、デビュー・アルバム『Brown Sugar』や最新作『Black Messiah』も考察。
■日本語版には、1995年のディアンジェロ来日に同行した訳者・押野素子のあとがきと木津毅による解説を収録。
構成数 | 1枚
第一章 呪文は唱えられた
第二章 ホーム・クッキング――男性原理にスポットライトを奪われた愛しい人
第三章 グルーヴを探して―画一的な拍子はお断り
第四章 悪魔のパイ―"盗まれた土地"=アメリカで搾取される、"盗まれた肉体"=黒人男性のサヴァイヴァル
第五章 内なる乙女が歌い上げる愛と官能
第六章 "題名のない"ヴィデオに殺されかけたR&Bスター
第七章 良作は口に苦し――《Voodoo》の評価をめぐって
エピローグ――黒い救世主(ブラック・メサイア)の降臨と、果たせなかった「聖なる三位一体」の夢
マイケル・アーチャーの呪文(スマイル)にかけられて――訳者あとがき
解説 「男らしさ」の呪縛を解き放った《Voodoo》の先見性 文=木津毅
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1.[書籍]
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映像作家、フェミニストのフェイス・A・ぺニックがディアンジェロの「ヴードゥー」を解読。ディアンジェロの最高傑作として名高い「ヴードゥー」だが、セクシュアリティ、父権など現代社会の重要なテーマが取り上げられている。著者はアルバムを、音楽的なルーツ、R&Bというジャンルの生成、アフリカン・アメリカの男性が置かれている状況というテーマへと分解し、ディアンジェロの「男らしさ」という表象の解体という実験を丹念に読み解いている。ジェンダー論、音楽論の両面から見事な成果をあげた一冊。木津毅による解説も素晴らしい内容だった。
intoxicate (C)荻原慎介タワーレコード (vol.152(2021年6月20日発行号)掲載)
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