ブリティッシュ・ハード・ロックの名盤が、デラックス・エディションとなってここに蘇る…!
不世出のギタリスト、マイケル・シェンカーを世に送り出し、NWOBHMの中で産声を上げた多くのバンドに多大なる影響を与えたブリティッシュ・ハード・ロックの雄、UFO。マイケル・シェンカー加入後2作目となる、ハード・ロック色を強めその後のバンドの方向性を決定づけた1975年発表の名作『FORCE IT』が、2枚組アナログ盤でも登場!

「神」ことマイケル・シェンカーというカリスマ・ギタリストを世に知らしめ、1980年代のNWOBHMの中で産声を上げた多くのグループに大きな影響を与えたブリティッシュ・ハード・ロック・バンド、UFO。1969年にフィル・モグを中心に結成、当初はディープ・パープルやレッド・ツェッペリンなどのブルース・ロックに影響を受けながら、アメリカン・サイケやガレージ・ロック、スペース・ロックなどをミックスした独自のサウンドを鳴らしていたが、73年、当時スコーピオンズに在籍していたマイケル・シェンカーをギタリストに迎え入れ、よりエッジの効いたハード・ロック・サウンドへとシフトさせることで世界的な人気を集め、今やUKが誇る最高のハード・ロック・バンドとして認知され、賞賛を受ける伝説的バンドだ。

2019年に発売された、バンドにとって通算3作目でありマイケル・シェンカー加入第一弾作品となった『PHENOMENON』のデラックス・エディション、そして2020年に発表された傑作ライヴ・アルバム『STRANGERS IN THE NIGHT』のデラックス・エディションに続き、彼らが1975年に発表した、よりハード・ロック色を強めその後のバンドの方向性を決定づけることとなった名盤『FORCE IT』が、最新リマスター音源&ボーナス・ライヴ・ディスクを加えたデラックス・エディションとなってここに登場する!(1/2)

発売・販売元 提供資料 （2021/05/21）

テン・イヤーズ・アフターのレオ・ライオンズがプロデュースを務め、同じくテン・イヤーズ・アフターのチック・チャーチルもキーボードで参加したこの『FORCE IT』は、バンドにとって通算4作目、マイケル・シェンカー加入後2作目となるアルバム。現在もライヴのセットリストに組み込まれている「Shoot Shoot」や「Let It Roll」など、よりハード・ロック色を強めたサウンドを展開する今作は、彼らにとってUSチャートに初めてランク・インしたアルバムであり、前作『PHENOMENON』で培った人気と知名度をさらに押し上げていくこととなった作品だ。ヒプノシスによる鮮烈なジャケット・アートワークも、今なお強烈な印象を与えている。

今回発売となる『FORCE IT [DELUXE EDITION]』は、6面デジパック仕様の2枚組CDとゲートフォールド仕様の2枚組アナログ、そして同じくゲートフォールド仕様の限定盤2枚組クリア・アナログという2形態でのリリースとなる。今回のデラックス・エディションの発売にあたり、オリジナル・マスター・テープから名手アンディ・ピアースがリマスターを施しており、より鮮明な音像でこの名作を現代に蘇らせているのだ。また、CDにはボーナス・トラックとしてスタジオのアウトテイク「A Million Miles」を追加収録(LPにはオリジナルの9曲のみ収録)されており、さらに1975年にロサンゼルスのレコード・プラントでのライヴの模様を収録した音源を収録したボーナス・ディスクがコンパイルされた仕様となっている。このレコード・プラントでのライヴ音源がアナログ盤でリリーウされるのは、今回が初となる。(2/2)

発売・販売元 提供資料 （2021/05/21）

Michael Schenker and Phil Mogg really started to find their groove as a songwriting team with their second album together (and fourth UFO release overall), Force It. In fact, the last remaining folk and space rock tendencies that had stolen much of Phenomenon's thunder are summarily abandoned here, as the group launches itself wholeheartedly toward the hard rock direction that would make them stars. The first step is taken by Schenker, of course, who confidently establishes the aggressive, biting guitar tone that would define all the releases of the band's glory years. "Let It Roll" and "Shoot Shoot" kick off the album in rousing fashion, and while holding them under a microscope might reveal them as rather disposable slabs of hard rock, they would remain concert favorites for the band nonetheless. The punchy single "Love Lost Love" sounds tailor-made for the American market and acoustic ballad "High Flyer" is quite good, despite taking a dip in energy. But things only really start to gell on the album's second half. Schenker and Mogg wheel out their most mature composition yet with the piano-led "Out in the Street," whose softer sections truly highlight Mogg's highly disciplined, understated vocal style and make the guitar player's more restrained soloing all the more memorable. Schenker is soon back in charge, however, on the stuttering riffs and blistering fretboard work of "Mother Mary" and the downright vicious stop-start strut of "This Kids" -- both UFO anthems. One of the band's best albums, Force It will not disappoint lovers of '70s English hard rock. ~ Eduardo Rivadavia

Rovi