今ではメインストリームを支配するほどの盛り上がりを見せる"アマピアーノ"。ジャズ、クワイト、ディバカルディ、ディープ、アフロハウスなど多様なジャンルからの影響を受けた南アフリカ初のエレクトリック・ミュージック。この流れに迎合するのではなく、この音楽の限界をを超えようする20歳の気鋭が登場。即興的でありながらも構造化された電子音のパーカッションやディストーションサウンドを用いて、独自のトラックの方向へと導くプロデューサー。各楽曲に参加したボーカリストも南アフリカの様々な言語を使っています。彼の手によって美しく解体されていく"アマピアーノ"。ここからが始まりなのかもしれません。CD盤は5曲多く収録。 (C)RS
JMD(2021/04/27)
次々とヒット作が生まれるエレクトリック・ミュージック"アマピアーノ"
サンプリングなどを加えさらに進化させたサウンドプロデューサー的感覚をもった20歳の気鋭が登場!
今ではメインストリームを支配するほどの盛り上がりを見せる"アマピアーノ"。ジャズ、クワイト、ディバカルディ、ディープ、アフロハウスなど多様なジャンルからの影響を受けた南アフリカ初のエレクトリック・ミュージック。この流れに迎合するのではなく、この音楽の限界をを超えようする20歳の気鋭が登場。即興的でありながらも構造化された電子音のパーカッションやディストーションサウンドを用いて、独自のトラックの方向へと導くプロデューサー。各楽曲に参加したボーカリストも南アフリカの様々な言語を使っています。彼の手によって美しく解体されていく"アマピアーノ"。ここからが始まりなのかもしれません。CD盤は5曲多く収録。
発売・販売元 提供資料(2021/02/24)
フェラ・クティやトニー・アレンが生み出したアフロビート、ティナリウェンらが海外で支持を得た砂漠のブルース、英雄ブラック・コーヒーらのディープ・ハウスなどなど、広いアフリカから生まれたさまざまな音楽は世界を魅了してきた。特に近年はエレクトロニック・ミュージックが南アフリカのヨハネスブルグを中心にカルチャーとして根付いていて、そこから派生してきたのがゴムやクワイトであり、ここ数年で特に勢いを増しているのがアマピアーノだ。そのサウンドを推進するブラック・ロウの初作を聴けば、ハウスを崩した単純な反復だけではない変則的なリズムと遊び心のあるシンセが特徴であることがわかるし、乾いたパーカッションも実に心地良く響く。有無を言わせず踊らせるパワーも間違いなし。
bounce (C)長谷川義和
タワーレコード(vol.449(2021年4月25日発行号)掲載)