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クラシック
CDアルバム

アレッサンドロ・スカルラッティ: 弦楽のための4声のソナタ集

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フォーマット CDアルバム
発売日 2021年04月08日
国内/輸入 輸入
レーベルRicercar
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 RIC422
SKU 4589538765002

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:59:04

【曲目】
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725)
フランチェスコ・スカルラッティ(1666-1741)
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)
カルロ・ジェズアルド(1566-1613)
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575-1647)

1-4. チェンバロなしの4声のソナタ 第1番 ヘ短調(A.スカルラッティ)
5-8. チェンバロなしの4声のソナタ 第2番 ハ短調(A.スカルラッティ)
9. デュレッツェ・エ・リガトゥーレ(トラバーチ)
10. ヴェノーサ公のガリアルダ(ジェズアルド)
11-14. チェンバロなしの4声のソナタ 第3番 ト短調(A.スカルラッティ)
15-19. チェンバロなしの4声のソナタ 第4番 ニ短調(A.スカルラッティ)
20-23. 4声のソナタ 第9番 ニ長調(F.スカルラッティ)
24-27. 4声のソナタ イ短調(A.スカルラッティ&F.スカルラッティ/カミレリ編)
28-31. 4声のソナタ 第4番 ホ短調(F.スカルラッティ)
32. ソナタ ロ短調 K.87(D.スカルラッティ/カミレリ編)

【演奏】
レ・レクレアシオン(古楽器使用)
マチュー・カミレリ(ヴァイオリン、ヴィオラ[20-23,28-31])
サンドリーヌ・デュプレ(ヴァイオリン)
クララ・ミューレターラー(ヴァイオリン[20-23,28-31]、ヴィオラ)
五味敬子(チェロ)
エティエンヌ・ガルティエ(テオルボ[9,20-23,28-31]、アーチリュート[10])

【録音】
2020年6月29日-7月2日
バス・ボドゥー聖母被昇天教会、ベルギー

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

これが「史上最初の弦楽四重奏曲」!
バロックの巨匠が示した先取りの一手、充実の古楽器演奏で

イタリア後期バロック最大の作曲家の一人アレッサンドロ・スカルラッティの圧倒的な技量は、教会音楽の伝統的な多声書法を知り尽くしていたからこそ開花し得たもの。おもに声楽で知られた大家ですが、その一方で鍵盤曲や協奏曲風合奏曲など器楽にも若干の作品を残しており、ここではその白眉ともいうべき弦楽のための「4声のソナタ集」がプログラムの中軸を占めています。作曲家の歿年にあたる1725年にまとめられたこの曲集は、教会風の多声書法でソナタとしてまとめられていながら、低音部に和音を出せる楽器を添える当時の風習をあえて避け「低音部はチェンバロなしで」と明記してある点が特徴で、このことから音楽史上初の弦楽四重奏曲集ともみなされている重要な作品集。同時代のコレッリやアルビノーニにも通じる端正なバロック的美質の世界が通奏低音抜きで展開してゆく聴覚体験は一種独特で、音楽史の流れを思わず再考してしまう興趣の尽きないトラックが続きます。フランスを中心に活躍する古楽器集団レ・レクレアシオンは、弦楽四重奏編成でありながら軸足をあくまでバロックに置いているユニークな古楽器グループ。アレッサンドロの弟で英国を中心に活躍したフランチェスコ・スカルラッティの作品や、オルガン曲を弦楽合奏で弾くこともあったルネサンスの習慣をふまえて演奏されているトラバーチと息子D.スカルラッティの鍵盤曲など、A.スカルラッティの異色の曲集を考える上で好適な併禄作品を含め、素晴らしい演奏を聴かせています。バロック・ヴァイオリン奏者として活躍していた録音技師R.アルントによる、適切なエンジニアリングにも好感が持てます。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2021/03/09)

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
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父スカルラッティの音楽に傾倒すると、
耳が繊細になることもあり、歌唱部だけでなく器楽伴奏も凄く魅力的で、聴き重ねる程、傾きを増す。
細面の若い頃の肖像画からは予想できなかったが、胆力があるのか、夜分に聴くと、演奏によっては心悸亢進する。それほど、劇的な表現に優れ、耳をひらいてくれる音源を探すのに大変苦労する。おそらく、作りが相当な充実で、精緻なのだと推察している。
作曲家解説に、“圧倒的な技量は、教会音楽の伝統的な多声書法を知り尽くしていたからこそ開花し得た”とあり、私に仰ぐ向きがあるためか、どのような作曲家だったのか手掛かりが今一つで、距離がなかなか縮まらないのだ。
本録音を知識や理解が進むことを期待して入手し、愛聴。風雅、優美で流麗な演奏ゆえ、いつでも傾聴できて秀抜なのである。
ブックレットを読んで知った事、ジャケットの絵画にある右から二番目の美装盛服の人は、芸術の後援者フェルディナンド・デ・メディチ。音楽では、自身も音楽家であり、最高の音楽家を招集した。ヴィヴァルディは〈調和の霊感〉を献呈、資金援助を受けたクリストフォリはピアノフォルテを発明。父スカルラッティは、プラトリ―ノにあるメディチ家の別荘の室内劇場のためにオペラを作曲し、音楽的詳細を書簡で緊密に連絡を重ねた。生涯を読むと、微妙で複雑な感を覚えるトスカーナ大公子だが、メディチ家の伝統である芸術の保護・振興という面では優れた人だった。
父スカルラッティの才能と仕事は、簡単に感受できるようなものではないと分かっていても、知識の不足を嘆き、切望を禁じ得ない。
アレッサンドロ・スカルラッティAlesandro SCARLATTIの祥月命日(1725年10月24日)、
フェルディナンド・デ・メディチFerdinando de' Mediciの祥月命日(1713年10月31日)に。
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