ブラジルのヘヴィ・メタル・バンド、アイコン・オヴ・シンのデビュー・アルバム。 (C)RS
JMD(2021/04/13)
ブラジルのヘヴィ・メタル・バンド、アイコン・オヴ・シンのデビュー・アルバム。
中心人物はブラジルのYouTuberとして知られるラファエル・メンデス(Vo)。ラファエルは「もしブルース・ディッキンソン(アイアン・メイデン)が○○を歌ったら」という動画を配信し、そのブルース・ディッキンソンそっくりな歌声が話題になり、日本でも音楽系ニュース・サイトに取り上げられたことがある。ラファエルの歌声に注目したイタリアのFrontiers Recordsが、同レーベルに所属するブラジル出身のヘヴィ・メタル・バンド、センブラントのセルジオ・マズール(G)とランドフォールのマルセロ・ゲルブッケ(G)等を紹介し、アイコン・オヴ・シンが結成される。
ラファエル・メンデス(Vo)の「ブルース・ディッキンソンそっくりな声」という点を最大限に活かした、王道のヘヴィ・メタル。ただの物真似に終始するのではなく、強力な楽曲を力強くラファエルが歌い上げる、80年代以降の王道サウンドを標榜している。
最大の注目点はやはりラファエル・メンデスのヴォーカル、ここ日本にも伝えられたその歌声は一聴する価値のあるもの。アンドレ・マトスやエドゥ・ファラスキとったブラジルを代表するヘヴィ・メタル・シンガーに続く、新世代を代表するアーティストに相応しい。
ラファエルの脇を固めるセルジオ・マズールやマルセロ・ゲルブッケが所持区するセンブラントやランドフォールといったバンドは、昨年のエレクトリック・モブのデビュー以降、大きな注目を浴びているブラジルのクリチバ・シーンのバンドである。非常に才能のある将来有望なミュージシャンが多く、マニアから熱い視線が注がれている。
発売・販売元 提供資料(2021/02/25)