オンラインキャンペーン価格クラシック スペシャルプライス15%オフ
クラシック
CDアルバム

販売価格

¥
2,790
税込

¥ 419 (15%)オフ

¥
2,371
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット CDアルバム
発売日 2021年04月08日
国内/輸入 輸入
レーベルChateau de Versailles Spectacles
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 CVS034
SKU 4589538764951

構成数 : 1枚

【曲目】
フランソワ・クープラン(1668-1733):
1-6. 聖水曜日のための第1ルソン
7-12. 聖水曜日のための第2ルソン
13-18. 聖水曜日のための第3ルソン

ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657-1726):
19-24. 第4の賛歌: 正しき者たちの幸福と見放された者たちの不幸について

フランソワ・クープラン:
25-28. 謝肉祭主日のためのモテ: 甦った救世主の勝利

【演奏】
ソフィー・ユンカー(ソプラノ)…1-6、13-28
フロリー・ヴァリケット(ソプラノ)…7-28

ヴェルサイユ旧王室礼拝堂管弦楽団(古楽器使用)
リュシル・ブーランジェ(バス・ド・ヴィオル)
アリス・コカール(バス・ド・ヴィオロン)
ピエール・リンデルクネシュト(テオルボ)
ステファーヌ・フュジェ(クラヴサン、オルガン・指揮)

【録音】
2020年6月13-17日
ヴェルサイユ旧王室礼拝堂

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

フランス・バロック屈指の静謐なる傑作、欧州古楽界の精鋭を集めてヴェルサイユで

クラヴサン(チェンバロ)音楽の大家として知られるクープラン。生前はオルガニストとしても活躍し、教会音楽でも傑作を少なからず残しています。そのなかでも出色の名品として名高い『ルソン・ド・テネブル』は、復活祭前の節制期間である受難節の最後の週、未明に唱えられていた旧約聖書『哀歌』の詩句にもとづく静謐な音楽。受難節の音楽はできるだけ楽器を減らして質素にとりおこなうのが常だった当時、通奏低音だけを伴った独唱・二重唱で驚くほど豊かな音世界が紡がれるこの名品3編は過去にも録音が少なくないところ、フランス古楽界で活躍する精鋭がヴェルサイユに集いじっくり録音した今回のアルバムは、その馥郁たる香気漂う響きで強い魅力を放っています。クープランと同時代を生き、リュリの後を受けてルイ14世の王室礼拝堂をまとめたド・ラランドの貴重なプティ・モテが併録されているところも魅力。古楽の世界でも欧州歌劇界でも着実に注目度を高めつつあるベルギー出身のソフィー・ユンカー、ALPHAレーベルにソロ録音も多いヴィオルのリュシル・ブーランジェら注目のプレイヤーたちを、フランスの古楽器世界で確かな信頼を集めるステファーヌ・フュジェがあざやかにまとめています。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2021/02/19)

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
5.0
100%
0%
0%
0%
0%
ルイ14世の生没日期間に、映画『王は踊る』を見直した。約20年間何回も鑑賞を重ねた。併せてコルビオ監督とベアトリクス・ソ―ル学芸員の『ヴェルサイユ訪問』も再視聴。2点共、一回見れば事足りる内容ではなく、手元に置いて愛用することで知識などを進め深めて行ける作品。
白露を迎え、精神疲労の回復が滞るので、大ク―プランのルソンを聴いた。新しい録音を探すとヴェルサイユのレ―ベルから発売有。本レ―ベルは、映画の原作者が設立したバロック音楽センターとも密接。ヴェルサイユ宮殿が基なので、より得るものが違うし、旧王室礼拝堂が録音場所、響きにも後光があるように感じられる。もっと、ヴェルサイユ宮殿を、点在していた知識を整理して確かなものにし、真価を知り得たいと改めて願っている。
耳を啓き育てる作品で、初聴時よりも、重聴することで魅力を感受出来るようになる。
本盤は、実父を早くに亡くした未成年大ク―プランの職位の代理を務めたドラランド作品も併載。宮廷音楽家たち、特に楽長たちは、人の心に的確精確に叶う、優れた美質を備えていると感得する。歓心を買うことも当然仕事であったとは思うが、美事で感服する。失寵は先ず有り得なかった、高い心的技術と拝察する。
“ルイ14世の再晩年の時期、王室シャペルの副楽長の地位はドラランド一人が独占したわけである。ドラランドは、ルイ14世の信任が厚く、王の晩年の時代には、シャンブルの仕事と同様、シャペルの仕事もほぼ一人で行ったことがわかる。”(今谷和徳 井上さつき『フランス音楽史』より)
クラヴサン作品で特に有名な大ク―プランだが、本作品は“パリのブ―ロ―ニュの森にあったロンシャン女子修道院(現在はない)ともつながりをもち、ここのために作曲した”(同上)オルガン音楽の傑作として名高い。
“ルイ十四世時代はまた、パリの各教会で優れたオルガニストたちが活躍し、オルガン音楽が多く生み出された時でもあった。”(同上)
「偉大なる世紀」と称賛される、72年の長い統治期間の質と量ともに優れた内容がわかる。遷都を決意させた一因、10歳の時に経験したフロンドの乱も、太陽王の気骨や心棒となっていったのではないだろうか。
ヴェルサイユ文化は、知る毎に頌を重ねる事となる。
フランソワ・ク―プランFrançois Couperin
の祥月命日(1733年9月11日)に。
0

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。