第12回CDショップ大賞2020大賞<青>に選出されたロングセールス中の前作『燦々』から1年半ぶりの新アルバムを発表。今作は、これまでの作品のレコーディングも行われたホームともいえる"伊豆スタジオ(IZU STUDIO)"で、エンジニア/サウンドプロデューサーの濱野泰政と、ここ数作で制作/ライブ活動を共にしているG.林宏敏(ex.踊ってばかりの国)、Ba.本村拓磨(ゆうらん船)、Dr.Bob(HAPPY)と共にレコーディングを行った。約1ヶ月間、伊豆スタジオで合宿レコーディングという形でバンドメンバー達と時間を共にし、のびのびとした環境でじっくりと向き合って作られた今作品はジャンルに囚われない自由なサウンドに仕上がっている。 (C)RS
JMD(2021/04/02)
第12回CDショップ大賞2020大賞<青>に選出されたロングセールス中の前作『燦々』から1年半ぶりの新アルバムを発表。
2016年から2018年にかけてリリースした未流通盤は全作品即完売。着実にファン層を広げていく中、2018年に発表されたアルバム『祝祭』は、CDショップ大賞入賞作品に選出。翌年2019年発表したアルバム『燦々』は、第12回CDショップ大賞<青>に選出された。
その『燦々』から約1年半ぶりとなる全国流通盤の新作アルバム『よすが』をCD/LP/配信の3形態で発売する。今作は、これまでの作品のレコーディングも行われたホームともいえる「伊豆スタジオ(IZU STUDIO)で、エンジニア/サウンドプロデューサーの濱野泰政と、ここ数作で制作/ライブ活動を共にしているG.林宏敏(ex.踊ってばかりの国)、Ba.本村拓磨(ゆうらん船)、Dr.Bob(HAPPY)と共にレコーディングを行った。
約1ヶ月間、伊豆スタジオで合宿レコーディングという形でバンドメンバー達と時間を共にし、のびのびとした環境でじっくりと向き合って作られた今作品はジャンルに囚われない自由なサウンドに仕上がっている。収録曲はシングル3曲含む全11曲。
ジャケットの写真は小財美香子、デザインは森山真至(CLASS)が担当。カネコアヤノの言葉と歌と、それに寄り添うメロディーとバンドサウンドが包む世界観が聴く人々に優しく突き刺さる作品となった。時間ともに成長・変化を遂げ、再録音した「爛漫(album Ver.)」も必聴である。
発売・販売元 提供資料(2021/02/27)
サウンド・プロデューサー/エンジニアの濱野泰政、ギターの林宏敏、ベースの本村拓磨(ゆうらん船)、ドラムスのBob(HAPPY)と共に伊豆スタジオにて合宿レコーディング……という近年の作品と同じスタイルで制作されたニュー・アルバム。勝手知った面子&環境のもとで自由闊達に音を編んでいく様子が作品に着実に刻み込まれており、気負いなく繰り出しているように感じられるサウンドはしかし、実にフレッシュに耳に飛び込んでくる。ゆったりと落ち着いたテンポを軸にしたしなやかなバンド・サウンドも、素朴で伸びやかなメロディーも、日常から拾い上げたリリカルな言葉も健やかで力強い響きを湛えているのだ。時に息詰まる現況にも触れながら、そんな状況を解放するパワーも感じられる一枚だ。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.449(2021年4月25日発行号)掲載)