休むことなく徹底的に闘い続けるニール・ヤング。彼の貴重なライヴ・アーカイヴを紐解くニール・ヤング・パフォーマンス・シリーズの最新作となる『WAY DOWN IN THE RUST BUCKET』。シリーズの#11.5に位置づけられるこの作品は、彼が盟友クレイジー・ホースと共に発表した1990 年の最高級ロック・アルバム『RAGGED GLORY(邦題: 傷だらけの栄光)』の発売直後となる1990 年11月13日に、カリフォルニア州サンタクルーズで行われたライヴの模様を収録した、未発表ライヴ音源をたっぷり収録。 (C)RS
JMD(2021/04/21)
焼けつくような1990年の最高級ロック・ショウが、いまヴェールを脱ぐ…。
休むことなく徹底的に闘い続けるニール・ヤング。
今もなお現代に伝えたい言葉をまとめあげた新作の発表にとどまらず、未発表音源のリリースや貴重なライヴ・アーカイヴ・シリーズをリリースし続け、休むことなく歌と言葉を発信し続ける伝説言葉/歌を発し続ける、まさに「生ける伝説」の名に相応しい存在だ。
2020年には幻の名作とされていた未発表アルバム『HOMEGROWN』をはじめ、新作EP『THE TIMES』、2003年のパフォーマンスを収録した『RETURN TO GREENDALE』、傑作『AFTER THE GOLD RUSH』の50周年記念作など、数多くの作品を世に送り出し、衰えることなく精力的な活動を続けている。
そんな彼から、2021年一発目となる作品が早くも届けられることとなった。 それが、彼の貴重なライヴ・アーカイヴを紐解くニール・ヤング・パフォーマンス・シリーズの最新作となるこの『WAY DOWN IN THE RUST BUCKET』だ。シリーズの#11.5に位置づけられるこの作品は、彼が盟友クレイジー・ホースと共に発表した1990 年の最高級ロック・アルバム『RAGGED GLORY(邦題: 傷だらけの栄光)』の発売直後となる1990 年11月13日に、カリフォルニア州サンタクルーズで行われたライヴの模様を収録した、未発表ラ イヴ音源をたっぷり収録したもの。
1990年の春、ニールの所有するBroken Arrow Ranchにてレコーディングされたアルバム『RAGGED GLORY』は、同年9月にリリースされ、90年代にシーンを席捲したグランジ・サウンドに大きな影響を与えることとなった。
この時代のニール・ヤングのサウンドをより研ぎ澄ませたかのようなアルバムをひっさげ、盟友であるクレイジー・ホースの面々と共に11月13日、カリフォルニア州サンタクルーズのある The Catalystという会場でライヴを開催。
クレイジー・ホースの流儀にのっとり、実に3時間を超えるショウとなったこのライヴでは「 Love and Only Love」や「Like A Hurricane」といった楽曲が10分を超えるアレンジとともに披露され、まるで催眠術のように観客を魅了していった。
また、1975年のアルバム『ZUMA』収録の「Danger Bird」がサイケデリックな轟音ギター・サウン ドを伴い初めてライヴで披露された他、「Surfer Joe and Moe the Sleaze」や「Love to Burn 」、「Over and Over」、「Fuckin' Up」、「Mansion on the Hill」、「Love and Only Love」 といった楽曲もライヴで初めて披露されている。
この貴重な未発表ライヴ音源が、遂に今、世に放たれることとなるのだ。
発売・販売元 提供資料(2021/02/12)