Soul/Club/Rap
LPレコード

Nurture (Clear Vinyl)<完全生産限定盤>

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廃盤

在庫状況 について

フォーマット LPレコード
発売日 2021年05月28日
国内/輸入 輸入(アメリカ盤)
レーベルMom + Pop Music
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 MP460LP
SKU 858275059519

構成数 : 2枚

  1. 1.[LPレコード]
    1. 1.
      Lifelike
    2. 2.
      Look at the Sky
    3. 3.
      Get Your Wish
    4. 4.
      Wind Tempos
    5. 5.
      Musician
    6. 6.
      Do-Re-Mi-Fa-So-La-Ti-Do
    7. 7.
      Mother
    8. 8.
      Dullscythe
    9. 9.
      Sweet Time
    10. 10.
      Mirror
    11. 11.
      Something
    12. 12.
      Comforting
    13. 13.
      Blossom
    14. 14.
      Unfold
    15. 15.
      Trying to Feel Alive
  2. 2.[LPレコード]

作品の情報

メイン
アーティスト: Porter Robinson

オリジナル発売日:2021年

商品の紹介

ミレニアル世代の天才プロデューサー=ポーター・ロビンソン 7年ぶりのニュー・アルバム『Nurture』

ミレニアル世代の天才プロデューサー=ポーター・ロビンソンのニュー・アルバム『Nurture』(ナーチャー)。盟友マデオンとのコラボ曲「シェルター」や自身のプロジェクト<ヴァーチャル・セルフ>で精力的に活動を続けてきたポーターだが、自身の名義でのアルバムとしてはデビュー・アルバム『ワールズ』以来、7年振りのリリースとなる。アルバム発売に先行して2月に公開された新曲「ルック・アット・ザ・スカイ」は、昨年5月に収益を全てコロナウィルス救済支援に寄付したポーター・ロビンソン主催のオンライン・フェスティバル<Secret Sky Music Festival>内で演奏され、ファンの間でも長い間リリースが噂されていた楽曲。ダンサブルなエレクトロ・ポップチューンでありながらも、切なさが残る繊細なメロディとピアノの音色が印象的でポーターのボーカリスト、ソングライターとしての実力が存分に発揮されている。この楽曲についてポーターは「希望についての歌なんだ。絶望的な気持ちになることもあるけれど、物事はきっとよくなるという気持ちを持たなければ、状況を変えることはできない。それが希望というもので、養う価値のある感情だと思うんだ。」と語っている。 続いて3月に公開された先行曲「ミュージシャン」はイギリスのポップ・ユニット、ケロケロボニトが参加。イントロから印象的に使われているエレクトロボイスは、ケロケロボニトとポーターの未公開コラボ音源をサンプリングし、細かく切り刻んだ後に組み立てられたとの事。作曲方法から遊び心に溢れ、明るい作風でありながらも「僕が感じていること分からないの?自分の一生がすごく鮮明に見えるんだ」「僕は只々やめられない、ごめんね また新たに夜が明けてしまう 僕は燃え尽きる、燃え尽きる こんなことしていたらダメなんだ」と歌うポーターからはタイトルの「ミュージシャン」通り、音楽を作り出すことの喜びと葛藤が切実に伝わってくる。その他、アルバムには昨年リリースされた復帰シングル「ゲット・ユア・ウィッシュ」を始め、「サムシング・コンフォーティング」 「ミラー」を含む全14曲を収録。長年の苦悩を乗り越え、新境地を開拓したポーターの新作に期待が高まるばかりだ。
発売・販売元 提供資料(2021/04/02)

Porter Robinson had already moved beyond festival-ready EDM by the time Worlds, a full-length debut filled with widescreen electro-pop tunes inspired by anime and video games, arrived in 2014. After the album became a massive success, topping Billboards Dance/Electronic Albums chart and influencing numerous producers, Robinson felt pressured to deliver another major statement that would live up to his reputation. He scored a gold-certified hit with Shelter, his 2016 collaboration with Madeon, and following the duos extensive international tour, he branched off with Virtual Self, a hyper-fun side project influenced by trance and Dance Dance Revolution, which surprisingly earned the producer his first Grammy nomination. Though fantasy, escapism, and technology remain key factors of Robinsons work -- hes also the curator of Secret Sky, an online music festival -- his long-delayed second album, Nurture, is easily his most introspective project. The lyrics are related to how he overcame extensive bouts of depression and writers block during the making the album, and its sonic palette incorporates rippling pianos, lush acoustic guitars, and even wistful strings along with propulsive beats, neon synths, and glitchy effects. He switches between his own singing voice and androgynous Vocaloid software, balancing artifice and reality while maintaining a strong foundation of sincerity. Standout single Musician (which incorporates material from an unreleased collaboration with Kero Kero Bonito) triumphantly addresses overcoming creative burnout, and others like Mirror and Something Comforting (with its wistful there must be/something wrong with me chorus) are about self-criticism and searching inward for validation. In addition to these types of emotional pop epics, the record also sports some of Robinsons most thrilling experiments, from the playful, Shibuya-kei-inspired do-re-mi-fa-so-la-ti-do to the cathartic glitchery of dullscythe. With album conclusion Trying to Feel Alive, Robinson isnt entirely sure if hes satisfied with his many accomplishments, but reaching a finish line might not be the point, so being able to live and create music turns out to be its own reward. ~ Paul Simpson
Rovi

苦境を乗り越えて出口を見つけ出したポーター・ロビンソンが、みずからの体験を下地に織り重ねたオーガニックでポジティヴな美しさ--実に7年ぶりとなったピュアでナチュラルなニュー・アルバム『Nurture』の半分は優しさでできている!

2016年にA-1 Picturesによる全編アニメーションのMVも話題になった盟友マデオンとの"Shelter"をリリースし、そのコンビで来日公演も実現した17年には別名義ヴァーチャル・セルフとしての活動をスタート、翌18年には同名義での来日公演を行い……と、何かしらのトピックを横目に眺めることもあったし、特に不在を感じることはなかったのだが初作『Worlds』(14年)から実に7年ぶり、ポーター・ロビンソンのセカンド・アルバム『Nurture』がついに登場した。本人によると前作リリース後は数年に渡って鬱状態にあって曲作りの進まない状況にあったそうで、それゆえのブランクでもあるのだろうし、コラボや別名義での活動もそうした葛藤の中で活路を模索した結果だったのかもしれない。しかしながら届いた作品の中身は、昨年の"Get Your Wish"や"Something Comforting"より続いてきた先行カットの流れからもわかるように、穏やかな心持ちで表現された繊細ながらもポジティヴな楽曲が揃っていて、楽曲集というよりはアルバムとしての確かな統一感も感じられる緻密な内容に仕上がってきた。
幕開けを飾る牧歌的で美しいインストの小品"Lifelike"に続くのは、昨年5月に彼が開催したオンラインフェス〈Secret Sky Music Festival〉のラストで初披露したアンセミックなエレポップ"Look At The Sky"。コヴェットのイヴェット・ヤングがギターで参加した幻想的な音空間とメロディーの大らかさも印象的ながら、先述の"Get Your Wish"Something Comforting"も含めていずれもポーター自身のヴォーカルをフィーチャーしているのがアルバム全体のトピックとなるだろう。ピッチを上げて女声のように響かせたり自身の肉声と絡めたりしているが、これがオーガニックな生命力を湛えた作品全体の雰囲気に大きく作用している。また、当時でもマイルドに思えた『Worlds』の延長線上にある音色使いもさらにソフトになり、丸みのある生音の響きやアンビエンスも安らぎを演出する。アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」で音楽を手掛けた高木正勝を"Wind Tempos"にフィーチャーしているのもこの世界には実に似つかわしい。
"Musicians"の背景でうっすらリン・コリンズの定番ブレイクが響いていたり、"do-re-mi-fa-so-la-ti-do"の遠くに某アニメキャラと思しき声がこだましていたり。ある種の潔癖さすら感じさせる音像のピュアでモダンな美しさは、生活空間の何も邪魔しない機能美とデザインで、それでいて息苦しさのない軽やかな雰囲気だ。近年いよいよエレクトロニック・ミュージックの主流が美麗なメロディーや感情に訴えかける音作りに転換するなかにあって、すでに『Worlds』の前後でガラッと色を変えていたポーターの志向は、リリックを重視する層にも響くシンガー・ソングライター性のようなものをナチュラルに備えている。内省的なスタンスから囁かれる前向きで優しいメッセージはスマートな人々の知性に深く染み込むだろうし、そうでなくても疲弊した人の精神に心地良い何かを与えてくれるはずだ。
bounce (C)阿蘭済士
タワーレコード(vol.449(2021年4月25日発行号)掲載)

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