現行アメリカーナシーンを牽引するサラ嬢が放つ子供向け音楽作品集!
ニッケル・クリーク、ワトキンス・ファミリ・アワー、アイム・ウィズ・ハーetc…20年に渡りアメリカーナ/米ルーツミュージックシーンを牽引してきたサラ・ワトキンスの久々のソロアルバム。カバー+オリジナルからなる初の"子供たちのための音楽集"。ルーツ音楽的要素はいくぶん控えめ、まるで古いモノクロの名作映画を観ているかのようなノスタルジックで優しい気持ちになれます。中でもおすすめ曲はサラの愛息=サム君も参加の(4)とアイム・ウィズ・ハーのメンバーが完璧なコーラスワークを聴かせる(10)。おやすみ前に子供たちと聴きたい心温まるグッドミュージック!!
(C)浦和店:横山 大
タワーレコード(2021/04/16)
ニッケル・クリークやアイム・ウィズ・ハーの活動でも知られるサラ・ワトキンス。20年間にわたりルーツ・ミュージック・シーンの先頭に立つ彼女のニュー・アルバム『アンダー・ザ・ペッパー・ツリー』、リリース。
20年間、Sara Watkinsはルーツ・ミュージック・シーンの中でも最も目立つ存在の一人であった。そのカタログはソロ、兄のSean Watkinsとのデュオ、Watkins Family Hour、グラミー賞を受賞したバンド、Nickel CreekとI'm With Her、と多岐にわたる。ノスタルジックで優しいニュー・アルバム『Under the Pepper Tree』は、Sara Watkinsにより提供された安らぎのレコードで、初めての子供向けの作品だ。これは、毎日のリズムが夜の儀式に溶け込む瞬間や、子供のイマジネーションが活気づく時の為の作品である。また、家族を念頭において作られており、子供の頃に抱いた曲だけではなく、その過程で築き上げた音楽的友情も内包したパーソナルなプロジェクトでもある。ロサンジェルスでプロデューサーのTyler Chesterとレコーディングされた『Under the Pepper Tree』は、つまるところ、年齢に関係なく、ストーリーテリング、慰め、励ましをリスナーにもたらす作品なのだ。
発売・販売元 提供資料(2021/03/16)
Intended as a childrens album, Under the Pepper Tree does indeed have a sweet, gentle undercurrent flowing through its 15 songs. Some of this warmth derives from the tunes Sara Watkins chose. Picking songs that gave her comfort as a child, Watkins weaves such 20th century standards as Moon River, Tumbling Tumbleweeds, and Youll Never Walk Alone among tunes plucked from Disney films (When You Wish Upon a Star), Willy Wonka (Pure Imagination), and the Beatles (Good Night). Its an openhearted blend whose inclusivity is underscored by the presence of Watkins two main bands: Nickel Creek appears on Blue Shadows on the Trail and Im with Her on Tumbling Tumbleweeds. The soft focus of Under the Pepper Tree is alluring, even soothing -- a record that could calm the nerves of frazzled parents as they put their child to sleep at the end of a long day. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi
ニッケル・クリークやアイム・ウィズ・ハーの一員として知られるフィドル奏者が届けた魅惑のチャイルド・ソング集。音の向こう側に得体の知れない何かの気配を感じさせてやまないイマジナティヴで映像的な曲がひしめき合っている。ハイライトは、アイム・ウィズ・ハーのノスタルジー満点なコーラスが光る"Tumbling Tumbleweeds"。ハル・ウィルナーが作った不朽のディズニー歌曲集『Stay Awake』の傍に置いて末永く愛聴したい。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.448(2021年3月25日発行号)掲載)