ヤツらが暴れりゃ、風が吹き、嵐が巻き起こる――! ロックの先を行く、ロック・デュオ。ロイヤル・ブラッド、約4年ぶりとなる超待望のニュー・アルバム『TYPHOONS』をリリース!
デビューより2作連続でUK No.1アルバムを獲得し、シーンを席巻したUKブライトン出身のロック・デュオ、ロイヤル・ブラッドが、前作以来約4年ぶりとなる新作アルバム『TYPHOONS』をリリースする。
昨年夏にシングル「Trouble's Coming」をリリースし、再始動の狼煙を上げた彼ら。ニュー・シングルは彼らの特徴である獰猛なロック・リフ・フォーマットにダンサブルなビートが合体し、アップ・ビートだが冷静で正確無比な楽曲に。ロイヤル・ブラッドらしい核を残しつつも、彼らのサウンドが新たなフェーズへ突入したことを予感させた。
ロイヤル・ブラッドの二人、Mike Kerr(Vo, Bass)とBen Thatcher(Drums)は、新たなアルバムを制作するにあたって、自分たちが目指す方向がどこにあるのか分かっていたという。それはダフト・パンクやジャスティスなどのアーティストに影響を受けた音楽的ルーツへの意識的な回帰であり、デビュー・アルバムをスリリングで直感的、そしてオリジナルな作品たらしめた"基本に立ち返る"ことであった。実際Mikeは新作について次のように語っている。 「このサウンドを偶然見つけて。すぐにプレイするのが楽しくなったんだ。これがニュー・アルバムでクリエイティヴィティをスパークさせている原動力なんだよ。あのフィーリングを追い求めていたんだ。でも不思議なことに「Figure it Out」あたりを振り返ってみても、この新作の胎芽はもう含まれているんだ」さらに彼はこうも続ける。「これまで僕らが築いていたものを破壊する必要がないことは分かっていたんだ。ただ単純にシフトしたりチェンジしたりしたところはあったけどね。当初はちょっとしたリ・インベンション(再発明)ぐらいを思い描いていたんだけど、きっと新しい感じに聞こえると思うよ」(1/1)
発売・販売元 提供資料(2021/01/29)
ロイヤル・ブラッドの新たなサウンドを特徴づける「Trouble's Coming」で幕を開けるニュー・アルバム『TYPHOONS』には、彼らの初期衝動を呼び覚ますかのようなメタリックなグルーヴが畳み掛ける「Who Needs Friends」や、ダンサブルな要素を取り入れた彼らの新たなフェーズを体現するヴォコーダーを使った「Million & One」にこれまでのサウンドと鮮やかなコントラストをなす、ダイナミックな「Limbo」、さらに2019年のツアーで既にファンからの人気を集めていた「Boilermaker」にハイパー・アグレッシヴなプリンスを思わせる「Mad Visions」、そして最後を締めくくる、"この瞬間を生きよう"と説く繊細なピアノ・バラード「All We Have Is Now」など全11曲が収録されている。新たなアプローチを取り入れた結果、彼らはアルバムの大半のプロデュースを自ら手掛けることとなった。また「Boilermaker」は、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのJosh Hommeが担当しているほか、グラミー賞受賞した経験を持つPaul Epworthが「Who Needs Friends」のプロデュース及び「Trouble's Coming」ではアディショナル・プロダクションを手掛けている。
獰猛なリフにロックの咆哮とソウルフルなファルセットを織り交ぜたヴォーカル、轟くビートにタイトなリズムが生み出すグルーヴーーそこにダンサブルな要素が加わり、アツさとクールさが共存する"ヘヴィなのに踊れるロック"を響かせるロイヤル・ブラッド。ロックの先を行く、ロック・バンドの最小単位がロックの新たな1ページを切り開く!(2/2)
発売・販売元 提供資料(2021/01/29)
As soon as Typhoons kicks off with a stomping fuzz guitar riff that morphs into a disco beat, its clear producer Josh Homme hasnt shied away from pushing Royal Blood into his wheelhouse. Oversized guitars battle with cheekily tacky hooks and beats throughout Typhoons, a signature move of Hommes whether hes working with Queens of the Stone Age or the Desert Sessions. Royal Blood embrace this trash aesthetic without losing their muscle or might, as the thrashing Boilermaker makes clear. Typhoons certainly doesnt sound as garagey or heavy as either of Royal Bloods first two records. Theres a swing to the rhythms and a swagger to the duos delivery, a lightness of touch that is quite appealing. For the first time, Royal Blood sounds like theyre having fun and those good spirits are infectious. Typhoons is designed as a late-night party record and if Homme occasionally pushes Royal Blood to lean in a bit too hard in this direction, the results are quite effective. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi
UKロック・デュオが放つサード・アルバムは、新章を告げる快作と断言したい。大半がセルフ・プロデュースとなり、さらに"Boilermaker"の制作はメンバー憧れのジョシュ・ホーミ(クイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジ)が担当。そんな万全の体制のなか、ここにきてダフト・パンクやジャスティスなど自分たちの音楽ルーツへの回帰を標榜し、音楽的には初作『Royal Blood』の荒ぶる爆発力、2作目『How Did We Get So Dark?』のメロディアス路線を踏まえ、身も心も躍らせるダンス・ロックへと見事に昇華。耳をつんざくヘヴィーな演奏を聴かせる一方、タイトなビートの上で輝くポップネスとグルーヴは抜群に磨き上げられている。ピアノ・バラード調のラスト曲"All We Have Is Now"も実に美しい。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.449(2021年4月25日発行号)掲載)