フォーマット |
LPレコード |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年07月21日 |
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規格品番 |
PLP-7139 |
レーベル |
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SKU |
4995879071397 |
作家・尾崎翠の詩のタイトルを冠した、寺尾紗穂、伊賀航、あだち麗三郎によるトリオ・バンド、冬にわかれて。
2017年に寺尾紗穂の8thアルバム『たよりないもののために』とほぼ同時にリリースされたデビュー・7インチ・シングル「耳をすまして」とカップリングの「優しさの毛布でわたしは眠る」の2曲のニュー・ミックスを含むファースト・アルバムを待望のLP化。
三者の稀有な才能が交錯して生まれた新境地ともいうべき楽曲から、躍動感あふれるポップ・ソングまで、ヴァラエティに富みつつも一冊の詩集のような余韻を残す、滋味深い名盤。
『楕円の夢』『たよりないもののために』など揺るぎない名盤を生み出し続け、リリース毎に作品が注目されるシンガー・ソングライター、寺尾紗穂(vo, p)、細野晴臣や星野源、ハナレグミなどさまざまなアーティストのサポートを務めるベーシスト、伊賀航(b/lake、Old Days Tailor)、片想いの一員であり、鈴木慶一やHeiTanakaといったアーティストのサポート、その他プロデュースやレコーディングからソロ活動までこなすマルチ・プレイヤー、あだち麗三郎(ds, sax/あだち麗三郎と美味しい水)の3人から成るバンド、冬にわかれて。寺尾紗穂の新アルバム『たよりないもののために』とほぼ同時にリリースされた2017年のデビュー・7インチ・シングル「耳をすまして」(カップリングの「優しさの毛布でわたしは眠る」ともども本作にも収録)で注目を集めた彼らのファースト・アルバムが待望のLP化。
7インチでリリースの二曲に加え、モータウン調の「月夜の晩に」、ニューオーリンズ風のビートに胸躍る「甘露日」等のポップ・チューンも並ぶ。名曲との声も聴かれるバラード「優しさの毛布でわたしは眠る」、アブストラクトな演奏が次第に熱を持った歌とサックスに合流する表題曲「なんにもいらない」などは、文筆家としての顔を持つ寺尾の、よるべない人間を歌う視点が胸に迫る作品となっている。また、浮遊感に満ちたシティ・ソウル「君の街」、伊賀がギター、あだちがベースを担当し、アルバム内でも異質な光を放つ仕上がりの「白い丘」の二曲は伊賀作。ゲストの池田若菜のさえずりのようなフルートと、郷愁を誘うメロディが秀逸な「冬にわかれて」はあだち作となっており、バンドとしての今後も期待される。全10曲を収録。
新旧のポップス、ジャズ、エレクトロが混在し、アブストラクト、ノスタルジックなど様々に洗練されたアンサンブルが、ピアノがリードする寺尾のソロ作品とは一味違う陰翳ある世界観を作りあげた。実験的でありながら懐かしい、2018年型ポップ・ミュージックの金字塔! 大貫妙子や金延幸子、荒井由実などの女性シンガー・ソングライター・ファンにもオススメしたい傑作!
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:00:00
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1.[LPレコード]【A面】
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1.君の街 (LP MIX)00:00:00
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2.耳をすまして (LP MIX)00:00:00
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3.白い丘00:00:00
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4.おかしなラストプレイ00:00:00
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5.月夜の晩に00:00:00
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6.冬にわかれて00:00:00
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【B面】
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1.甘露日00:00:00
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2.なんにもいらない00:00:00
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3.優しさの毛布でわたしは眠る00:00:00
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4.君が誰でも00:00:00
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尾崎翠の詩の題名からその名を取ったこのバンドは、寺尾沙穂、伊賀航、あだち麗三郎によるトリオ。この編成ならではの信頼感溢れるコンビネーションを示しつつ、ノーザン・ソウル的な“月夜の晩に”やセカンドライン・ビートの“甘露日”など、渋くキメたりポップに寄ったりとさまざまなアイデアを採り込みながら各々が自由に手足を伸ばしている感じが凄く楽しそう。季節感溢れるイメージを喚起するふくよかな音楽集だ。
bounce (C)桑原シロータワーレコード (vol.420(2018年10月25日発行号)掲載)
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