イタリアのプログレッシヴ・メタル・バンド、オッド・ディメンションによる8年ぶりのサード・アルバムは、ラッシュの名作、『2112』を彷彿とさせる壮大なSFコンセプト・アルバム。元ドリーム・シアターのスーパー・キーボーディスト、デレク・シェリニアンをフィーチャした、10分を超えるタイトル・トラックは圧巻! (C)RS
JMD(2021/01/27)
イタリアのプログレッシヴ・メタル・バンド、オッド・ディメンションによる8年ぶりのサード・アルバムは、ラッシュの名作、『2112』を彷彿とさせる壮大なSFコンセプト・アルバム。元ドリーム・シアターのスーパー・キーボーディスト、デレク・シェリニアンをフィーチャした、10分を超えるタイトル・トラックは圧巻!
オッド・ディメンションは、イタリアのプログレッシヴ・メタル・バンド。結成は02年と、すでに20年近いキャリアを持つベテランだ。11年に『Symmetrical』でアルバム・デビュー。13年のセカンド・アルバム『The Last Embrace to Humanity』リリース後、しばらく沈黙を貫いていたが、この度ついに待望のサード・アルバム『ザ・ブルー・ドーン』が発売となる。
新ヴォーカリストとしてドイツのパワー・メタル・バンド、ザ・ユニティのフロントマン、ジャンバティスタ・"ヤン"・マネンティを迎えて制作された本作は、ラッシュの名作、『2112』を彷彿とさせる壮大なSFコンセプト・アルバム。だが、プログレッシヴ、コンセプト・アルバムと言っても身構える必要はまったくない。
冒頭からいきなり映画のオープニングのような壮大さでリスナーのハートをガッチリと掴む本作は、明快なメロディにあふれたパワー・メタルでもあり、「頭脳」と「ハート」のバランスが完璧な作品と言える。
とりわけ、元ドリーム・シアターのスーパー・キーボーディスト、デレク・シェリニアンをフィーチャした、10分を超えるタイトル・トラックは圧巻!他にラビリンスのヴォーカリスト、ロベルト・ティランティもゲスト参加。
ラッシュやクイーンズライク、オーペス、フェイツ・ウォーニングあたりが好きならば、本作を聞き逃す手はない!
【メンバー】
ヤン・マネンティ(ヴォーカル)
ジャンマリア・サッディ(ギター)
ガブリエル・チアッキア(キーボード)
ジジ・アンドレオネ(ベース)
マルコ・ラッザリーニ(ドラムス)
【ゲストミュージシャン】
デレク・シェリニアン(キーボード)[元ドリーム・シアター]
ロベルト・ティランティ(ヴォーカル)[ラビリンス]
発売・販売元 提供資料(2021/01/25)