没後50年。20世紀のNO.1クラシック作曲家ストラヴィンスキーの代表作・代表的名演をラインナップ!
ストラヴィンスキー定盤
《ペトルーシュカ》は1911年に、また《春の祭典》は1913年に、いずれもピエール・モントゥーの指揮によってパリで初演されました。特に後者があまりにも革新的・個性的な作品のゆえに一大スキャンダルを巻き起こしたことは、音楽史上有名な出来事として記憶されています。このCDはモントゥーがそれら2作品を初演後半世紀近く経た1950年代後半に録音した大変貴重なアルバムで、初演者ならではの慧眼が光る名演奏といえましょう。
1882年、帝政ロシアに生まれ、スイス、フランス、アメリカと世界を股にかけて活躍したイーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)は、20世紀クラシック音楽の中でも最も演奏され、最も録音され親しまれている作曲家といえます。中でもディアギレフからの委嘱で作曲された《火の鳥》、《ペトルーシュカ》、《春の祭典》はもとより、様々な作品で20世紀の芸術に多大なる影響を与えました。
今回ラインナップされた20タイトルには、時代を彩った代表的名盤や、録音される機会の少ない作品のレア盤など重要なディスクをラインナップしました。
音楽史上でも有名な怒号が飛び交った《春の祭典》初演や《ペトルーシュカ》初演を指揮したモントゥーによる1956年ステレオ録音や、コクトーが語りを務め名手が揃った決定盤といわれるマルケヴィチの《兵士の物語》、1971年のレコード・アカデミー賞に輝いたメータの野生美と神秘性に満ちた《春の祭典》、1978年レコード・アカデミー賞受賞のデイヴィス/RCO盤、1982年レコード・アカデミー賞で管弦楽と録音の2部門を受賞したドラティの《春の祭典》、2001年レコード・アカデミー賞録音部門受賞のブーレーズによる《うぐいすの歌》などの定評ある受賞盤、小澤征爾がノーマンやシュライアーを招いて第1回サイトウ・キネン・フェスティバルで上演したオペラ・オラトリオ《エディプス王》など話題盤・重要盤は勿論、ナッセンがDGに録音した珍しいレパートリーを収録した2枚、さらにストラヴィンスキー演奏に定評あるブーレーズ、デュトワ、シャイーの録音から魅力ある名盤をラインナップしています。
ユニバーサル・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2021/01/25)
≪ペトルーシュカ≫は1911年に、また≪春の祭典≫は1913年に、いずれもピエール・モントゥーの指揮によってパリで初演されました。特に後者があまりにも革新的・個性的な作品のゆえに一大スキャンダルを巻き起こしたことは、音楽史上有名な出来事として記憶されています。このCDはモントゥーがそれら2作品を初演後半世紀近く経た1950年代後半に録音した大変貴重なアルバムで、初演者ならではの慧眼が光る名演奏といえましょう。 (C)RS
JMD(2021/01/09)