フォーマット |
SHM-CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年03月24日 |
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規格品番 |
UCCG-2105 |
レーベル |
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SKU |
4988031420751 |
2021年6月13日(日)日経日曜版「名作コンシェルジュ」に掲載
「破壊と創造の作曲家 多彩な魅力引き出す」鈴木淳史氏評
フランス・モンブリゾン生まれの現代音楽を代表する作曲家の一人で、指揮者としても近現代音楽を中心としたレパートリーで活躍、フランス国立音響音楽研究所(IRCAM) の所長などを務めたピエール・ブーレーズ(1925~2016)。彼が1976年に自ら組織した演奏団体「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」を率いて1980年10~12月、パリで録音した「ストラヴィンスキー:歌曲集」が2021年6月13日(日)の日本経済新聞日曜版の鈴木淳史氏による名物コラム「名作コンシェルジュ」に紹介されました。
鈴木氏は今年没後30年を迎えたストラヴィンスキーの諸作品を、ブーレーズが指揮者として「旺盛に取り上げてきた」とし、「彼が1980年に録音した歌曲集は、ストラヴィンスキーの多面的な魅力を引き出したアルバムだ」と紹介。20世紀を作曲家として生き、「節操がない」と言われるほど作風を次々に変えたストラヴィンスキーの歌曲を半世紀にわたって集めたこのアルバムが結果として「20世紀音楽のさまざまなスタイルを展望する一枚になった」と論じます。ソプラノがヴォカリーズで歌う「パストラール」での田園情緒、「3つの日本の抒情詩」での「春の祭典」を思わせるめくるめく世界、「猫の子守唄」でのユーモラスな語り口、「ディラン・トマスの追悼のために」で示した新しい技法など、全曲を通して「ストラヴィンスキーの多彩、かつ丁寧な仕事っぷり」を感じるとし、演奏も「そんな姿勢をまるごと継承している」と評しています。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)
ストラヴィンスキー定盤
ストラヴィンスキーは、新しい書法の実験の場として歌曲という分野をよく利用しました。「全音音階」「複調」「無調」「十二音技法」「音列技法」といった前衛的書法を積極的に採り入れてまずは歌曲で試す、そして後にその歌曲を管弦楽や室内楽に編曲しました。まさにストラヴィンスキーの歌曲は彼の創作の原点と言えます。彼の特質でもあるリズムに対する卓抜なセンスは、歌曲においても「音韻音楽」というスタイルで息づいています。
1882年、帝政ロシアに生まれ、スイス、フランス、アメリカと世界を股にかけて活躍したイーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)は、20世紀クラシック音楽の中でも最も演奏され、最も録音され親しまれている作曲家といえます。中でもディアギレフからの委嘱で作曲された《火の鳥》、《ペトルーシュカ》、《春の祭典》はもとより、様々な作品で20世紀の芸術に多大なる影響を与えました。
今回ラインナップされた20タイトルには、時代を彩った代表的名盤や、録音される機会の少ない作品のレア盤など重要なディスクをラインナップしました。
音楽史上でも有名な怒号が飛び交った《春の祭典》初演や《ペトルーシュカ》初演を指揮したモントゥーによる1956年ステレオ録音や、コクトーが語りを務め名手が揃った決定盤といわれるマルケヴィチの《兵士の物語》、1971年のレコード・アカデミー賞に輝いたメータの野生美と神秘性に満ちた《春の祭典》、1978年レコード・アカデミー賞受賞のデイヴィス/RCO盤、1982年レコード・アカデミー賞で管弦楽と録音の2部門を受賞したドラティの《春の祭典》、2001年レコード・アカデミー賞録音部門受賞のブーレーズによる《うぐいすの歌》などの定評ある受賞盤、小澤征爾がノーマンやシュライアーを招いて第1回サイトウ・キネン・フェスティバルで上演したオペラ・オラトリオ《エディプス王》など話題盤・重要盤は勿論、ナッセンがDGに録音した珍しいレパートリーを収録した2枚、さらにストラヴィンスキー演奏に定評あるブーレーズ、デュトワ、シャイーの録音から魅力ある名盤をラインナップしています。
ユニバーサル・ミュージック
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:58:03
ストラヴィンスキー:
1. パストラール
2. ヴェルレーヌの2つの詩
3. バーリモントの2つの詩
4. 3つの日本の抒情詩
5. 3つの小さな歌曲《わが幼き頃の思い出》
6. プリパウトカ
7. 猫の子守歌
8. 4つの歌曲
9. チーリン・ボン
10. パラーシャの歌
11. シェイクスピアの3つの歌曲
12. ディラン・トマスの追悼のために
13. J.F.K.のための悲歌
14. 2つの聖歌曲
【演奏】
フィリス・ブリン=ジュルソン(ソプラノ)(1,3-5,8-10)
ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)(2,6,13)
アン・マレー(メッゾ・ソプラノ)(7,11,14)
ロバート・ティアー(テノール)(12)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
指揮:ピエール・ブーレーズ
【録音】
1980年10月~12月 パリ
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1.[SHM-CD]
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13.プリバウトカ(戯歌) ナターシュカ00:00:25
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サマリー/統計情報
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