ファースト・アルバムが大絶賛されたセバスチャン・マーフィー率いるストックホルムのバンド、ヴァイアグラ・ボーイズ。ポスト・パンクの切り札による待望のセカンド・アルバムが遂に完成。 (C)RS
JMD(2021/01/21)
ファースト・アルバムが大絶賛されたセバスチャン・マーフィー率いるストックホルムのバンド、ヴァイアグラ・ボーイズ。ポスト・パンクの切り札による待望のセカンド・アルバム『ウェルフェア・ジャズ』が遂に完成。
ストックホルムのポスト・パンク・バンド、Viagra Boysは2021年の1月にYEAR0001よりニュー・アルバム『Welfare Jazz』をリリースする。これは2018年のデビュー・アルバム『Street Worms』、2020年初めにリリースされたEP『Common Sense』に続くセカンド・アルバムで、プロデュースはバンドの以前からのコラボレーター、Pelle Gunnerfeldt / Daniel Fagerstrom(The Hives、The Knife)と共に、Matt Sweeney(Bonnie "Prince" Billy、Run the Jewels)、Justin Raisen / Jeremiah Raisen(Yves Tumor、Kim Gordon、Sky Ferreira)が手掛けた。「僕は政治について話すことはあまり得意じゃないが、結局、すべてのことは政治的だ。僕はむしろ敗北についての曲を書きたい。なぜなら、それらは本当の場所から出てきて、言うべきことが沢山あるからね。僕らは長い間ドラッグ漬けで嫌な奴(アスホール)だったけど、その時にこれらの曲を書いたんだ。そして、手遅れになるまでは、自分がどんなに嫌な奴(アスホール)かを本当に理解することは出来なかったんだ。自分自身に間違ったゴールを設定していた、という事実と折り合いをつけることに、多くのレコードは関係しているんだ」とシンガーのSebastian Murphyは説明する。
Viagra Boysはスウェーデンのポスト・パンク・バンドだ。ハード・ロックのグルーヴ、ミニマルなメロディ、不調和なギターとサックス、ハウリングするヴォーカルを弾丸のようなサウンドと融合させる。2015年にタトゥー・アーティストのHenrik HockertとSebastian Murphyによりストックホルムで結成。ドラッグ、怒り、邪悪に魅了された彼らは、その明確なアプローチで、ヨーロッパ/イギリス/北米での現在の人気を獲得する前に、地元のスウェーデンでカルト的な現象を作り上げた。2016年にデビューEP『Consistency of Energy』をリリースし、2018年のデビュー・アルバム『Street Worms』でブレイク。アルバムはIMPALA(Independent Music Companies Association)のアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得した。
発売・販売元 提供資料(2020/12/29)
専任のサックス奏者も含むスウェーデンの6人組がポスト・パンクの切り札と謳われるのは、緊張感に満ちた硬質なサウンドもさることながら、表現の根底に滲むニヒリズムとシニシズムによるところが大きいんじゃないか。世界を嗤うアティテュードがあまりにも痛快な全12曲。ディスコ・ナンバーや女性シンガーとデュエットしたカントリーも交えながら最後まで飽きさせない。イギー・ポップもお気に入りらしい。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.446(2021年1月25日発行号)掲載)